安心な取引のために評価制限をつける

オークションで一番避けたいことは、落札後のトラブルです。出品者の場合、平気でキャンセルする落札者は、本当にイヤ。でも、もっと困るのは、連絡が取れないことです。出品者がいくら連絡をしても返事がないのは、まさにマナー違反。そんなトラブルを防ぐための方法として、今回は「評価制限」を紹介します。

相手の評価によって入札を制限するこの仕組みは、取引態度の悪いユーザーをシャットアウトできる手段です。そもそも、悪いの評価がたくさんあるユーザーは、また同じことする可能性があるという前提でこの制度は成り立っています。

実際、私自身、キャンセルをされたり、連絡が取れないときに相手の評価を見ますが、やはり悪い評価がたくさんついていました。そんな経験もあって、入札者の評価制限はつけるようにしています。


入札者評価制限の種類

ヤフオク!の場合、入札者の評価制限には2つの種類があります。
■総合評価で制限する
ユーザーが持っている評価が-1以下では入札ができません。逆を言えば、新規のユーザーか、評価が0以上のユーザーに限られるということです。新規と評価0の違いですが、新規はまだ誰にも評価がされていない状態。評価0は、これまで評価をされたけれど、マイナス評価を受けた経験がある場合です。たとえば、2人のユーザーから「非常に良い」の評価を受けても、違う2人のユーザーから「非常に悪い」の評価を受ければトータルの評価は0になります。

■「悪い」の評価の割合で制限する
この場合、「悪い」「非常に悪い」の割合が20%以上になると入札ができなくなります。なので、もし「悪い」の評価が5つあったとしても、全体的に「良い」の評価が多ければ入札は可能というわけです。
ただし、「悪い」「非常に悪い」の評価が20%を超えても、評価をしてくれた人の数が6人未満の場合には、入札ができます。たとえば、「悪い」の評価が2、「良い」の評価が2のときは、「悪い」の評価の割合は50%。でも、評価をしてくれた人の数は4人なので、入札ができるというわけです。

評価制限の付け方

入札者の評価制限は、出品時に無料で設定することができます。出品ページの「取引オプション」に「入札者評価制限」の項目があります。ここにチェックを入れるだけでOK。
出品するときに、チェックするだけ。コストもかからない。

出品するときに、チェックするだけ。コストもかからない。


評価制限は、商品ページにも表示されます。そのため、評価が悪い入札者は、事前に入札できないことがわかるのです。

オークションの商品ページにも表示される

オークションの商品ページにも表示される


このようなシステムは出品者にとってはとても便利ですが、一転自分が落札者になったときのことも考えておきましょう。もし欲しい商品に入札者評価制限がついていたら……。悪い評価をもらわないように、ルールを守った取引をしたいものです。




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