株式戦略マル秘レポート/戸松信博の「海外投資、注目銘柄はここ!」

カジノ関連株の本命と大穴はこれだ!

今秋にも日本のカジノが解禁される可能性が。解禁されれば関連銘柄にはかなりのインパクトが。今回は日本でカジノをオープンするのは米国のカジノ企業1~2社と想定し、候補を絞り込んでみたいと思います。

戸松 信博

執筆者:戸松 信博

外国株・中国株ガイド

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今秋にも日本のカジノ解禁成立!?関連銘柄チェック

今秋にも日本のカジノ解禁成立!?今から関連銘柄チェックしておきましょう

今秋にも日本のカジノ解禁成立!?今から関連銘柄チェックしておきましょう

安倍首相がシンガポールを訪れ、アジア安全保障会議で基調講演を行いました。ASEAN首脳を前に中国を牽制した発言が注目を浴びましたが、翌日の米国の投資新聞では首相が当地のカジノリゾート施設を見学し、日本のカジノ解禁へ向けた法案成立に向け、首相自ら後押ししていくと発言した事が報道されました。そして日本のカジノマーケットは巨大であり、米国の運営業者である以下の企業には大きなチャンスがあるとされました。

米国市場には下記のカジノ運営企業が上場しています。

ラスベガスサンズ(LVS)
ウィン・リゾーツ(WYNN)
MGMリゾーツ(MGM)
シーザーズ・エンターテインメント(CZR)
メルコクラウン(MPEL)


日本でカジノ解禁となれば劇的な経済効果を生むはず

日本のカジノ解禁には反対意見もあるものの、権力者が前向きな事から、恐らく秋の臨時国会辺りで法案成立する可能性が高いと思います。仮にそのようになれば、関連企業の株価に猛烈なインパクトを与えると思います。

日本でカジノ解禁となれば劇的な経済効果を生むはずであり、今後放たれる如何なる「第3の矢」よりも相当な威力を発揮すると思います。株価というのは常に「今までなかった全く新しいもの」に最大限反応するものです。

中国共産党政権がかつて経済開放に舵を取った時、1990年代に登場したインターネット、今世紀に登場したiPhone、iPadとソーシャルメディア、シェールガス革命等々……そして2002年からマカオで外資企業にカジノライセンス解禁となった事もマカオ経済と関連銘柄に劇的なインパクトを与えました。解禁によってマカオの一人当たりGDPは日本を超えて世界最高水準となり、関連株に数十倍銘柄が飛び出しました。

カジノの経済効果は、最近の華やかなラスベガスやマカオに行った人でないと分からないと思います。反対する人には昔ながらのカジノの固定観念に縛られている人も多いと思いますが、一度、実際目で見て感じてみる必要あります。現在のラスベガスやマカオはカジノ場というより、ファミリーでオークランドのディズニーランドに行くような感覚です。

これら現地を実際に視察してきた松井大阪府知事や橋下市長はその経済効果を良く理解しており、誘致に積極的です。首相もこのあたりの事は良く分かっているので、最終的には反対派を抑え込んで法案を通すものと思います。

>>次のページでは各社の株価推移・時価総額を比較してみます!
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