ホルボッシュ周辺でのアクティビティ
Isla pajaros近くの遠浅の海。どこまでも歩けそう
■世界で最も大きな魚と言われるジンベエザメと泳ぐ
おとなしいジンベエザメと泳げる(C)holbox.gob.mx
体長5メートル以上になる世界で最も大きな魚と言われるジンベエザメは、プランクトンを主食とし、のんびりと動くおとなしい魚です。人間が近づいても危険はないため、世界中のダイバーから一緒に泳ぐのが人気。ホルボッシュでは、ボートでジンベエザメのいる海域へ行き、シュノーケリングやダイビングにより一緒に泳げるツアーが有名です。ジンベエザメが訪れるのは5月末から9月までで、7、8月がピークとされます。
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フラミンゴも見れる!野鳥の楽園でバードウオッチング
野鳥の楽園(C)Hotel Las Nubes Holbox
ホルボッシュからボートで30分ほどのIsla Pajaros(イスラ・パハロス)という全長60メートルほどの小島には、ピンクフラミンゴ、ペリカン、グンカンドリ、カモメ、サギ、鵜、鴨などのたくさんの野鳥が訪れます。そのなかには、絶滅の危機にある鳥たちもいます。フラミンゴが訪れるのは4月から10月まで(ピークは5月中旬から9月)で、年間4万羽が、この小さな島へ渡ってきます。
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地元漁師が伝授。海と湖で楽しむフイッシング
漁師伝授の釣りを楽しもう(C)holbox.gob.mx
地元のベテラン漁師たちとともに、船で沖へ出た後に、マングローブの生える湖部分へ移動しフィッシングを楽しむツアーもあります。モハーラ(クロサギ科の魚)、ニシスズキ、ニシンダマシなどが釣れます。ベストシーズンは6月から8月で、たくさんの魚が島周辺を訪れます。
■マヤ文明の伝説があるセノーテで泳ぐ
マヤの伝説のパワースポットで泳ぐ(C)holbox.gob.mx
ホルボッシュからボートで30分ほどの場所にある、自然保護区Yalahau(ヤラハウ)には、Ojo de Agua(オホ・デ・アグア)というわき水がでるセノーテ(石灰岩大地に開いた穴に数百年かけて地下水が溜まって出来る天然のプール)があります。先スペイン期より、地元の漁師や、旅人たちの間では、このわき水を持って旅へ出ることで、力が湧くとされていました。16世紀には海賊たちの休息の場所でもあったことから、知る人ぞ知るパワースポットであり、ここでシュノーケリングを楽しむことができます。
ホルボッシュのホテル
島のほとんどのホテルが藁葺き屋根
ホルボッシュには、50件ほどのホテルがあり、チキーラからのフェリーが着く港からすぐの、中心部のセントロ側と、島の北側にあたるビーチ沿いのホテルゾーンに密集しています。高級ホテルはホテルゾーン、リーズナブルなホテルはセントロ側に多いです。カンクンに近いリゾート地だけあり、バックパッカー向け宿やホステルも料金がちょっと高めで、中級クラスのホテルが圧倒的に多いです。
ホテルの料金はシーズンによって価格が変動します。ハイシーズンは、クリスマス時期の12~1月、イースターにあたる3~4月、夏休み期間の7~8月などで、宿泊費が上がります。ホテルのレベルを価格帯でわけると(2名一室料金)
- 高級:200~400米ドル以上
- 中級:100~200米ドルくらい
- リーズナブル: 12~100米ドルくらい
宿泊費は米ドル価格での表記が基本で、メキシコペソでも支払い可能ですが、その日のドルレートにより換算されます。
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取材協力:
メキシコ観光局、
Cancun Convention & Visitors Bureau、Turismo Municipal Lázaro Cárdenas Quintana Roo