大画面とバッテリーを重視したスマートフォン・タブレット新機種
auの2014年夏モデルは、スマートフォン6機種、タブレット2機種の計8機種。いずれもニーズの高い「大画面」と「大容量バッテリー」に注力したモデルとなっています。また、新機種のうち「TORQUE G01」「MeMO Pad 8」を除く全ての機種に、キャリアアグリゲーションとWiMAX 2+が搭載され、追加料金不要で安定した高速通信を体感できるようになります(GALAXY S5 SCL23はアップデートによる対応)。isai FL LGL24
auとLGエレクトロニクスの共同開発によるフラッグシップモデル「isai」の最新版。auの夏モデルとしては最大となる5.5インチのWQHDディスプレイを搭載したハイエンドモデルで、4K動画の撮影やハイレゾ音源の再生などに対応しています。
また、本体を振ることで壁紙やアイコンを着せ替えたり、お得な情報が手に入る「isaiモーション」や、スリープ時に決められた順に画面をタップすることで、スリープを解除できる「ノックコード」機能など、便利な機能を豊富に備えているのも特徴的です。発売は7月下旬を予定しています。
Xperia ZL2
ソニーモバイルコミュニケーションズのグローバルモデル「Xperia Z2」をベースに、au向けにカスタマイズしたモデル。キャリアアグリゲーションやWiMAX 2+に対応し、背面に「Xperia」のロゴが浮き上がるダブルインモールド加工を施している一方、ディスプレイサイズが5.2インチではなく5インチと、やや小さくなっているのがXperia Z2との大きな違いといえるでしょう。
それ以外の性能面では大きな違いはなく、有効画素数約2070万画素のカメラに加え、4K動画撮影への対応、好みの箇所をスローモーション再生できるタイムシフトビデオの撮影に対応するなど、充実の機能を備えたハイエンドモデルに仕上がっています。発売は5月下旬の予定です。
GALAXY S5 SCL23
サムスン電子のグローバルフラッグシップモデル「GALAXY S5」のau版。こちらはハード面での大きな違いはなく、5.1インチの有機ELディスプレイを採用するほか、位相差オートフォーカスを採用し素早く撮影できるのがポイント。背面の特徴的なデザインも、グローバルモデルと同じ独特のデザインとなっています。
GALAXYシリーズとしては初めて防水・防塵に対応するほか、指紋認証センサーを搭載しています。au +1 collectionから同時発売されるウェアラブルデバイス「Gear 2」「Gear Fit」と連携できるのも、GALAYXシリーズならではといえるでしょう。発売は5月15日です。
AQUOS SERIE SHL25
省電力に優れた「IGZO」と、3辺狭額縁の「EDGEST」デザインが特徴のAQUOSシリーズ最新モデル。ディスプレイ占有率80%を実現したことで、5.2インチの大画面ディスプレイながら片手でも持ちやすいのが大きな特徴です。
端末を握るまで通話着信の相手の名前が表示されない「着信時簡易シークレット」など、握るだけで操作ができる「グリップマジック」関連の機能も大幅に強化。カメラもリアルタイムHDRに対応し、暗い場所でも明るい写真が撮影しやすくなっています。発売は6月下旬の予定です。
URBANO L03
大人向けスマートフォン「URBANO」シリーズの最新モデル。URBANOシリーズは従来スペック的にやや低い印象がありましたが、L03はキャリアアグリゲーションやWiMAX 2+に対応しているだけでなく、ディスプレイも5インチに、CPUも2.3GHzのクアッドコアのものを採用するなど、ハイエンドモデルに匹敵する性能を実現し、より快適に操作できるようになりました。
その一方で、慣れない操作で落としてしまっても割れにくい液晶パネルを採用するなど、使い勝手の面でも強化がなされています。音が聞き取りやすいスマートソニックレシーバーや、押しやすいハードキーも引き続き搭載しており、スマートフォン初心者でも扱いやすい端末といえるでしょう。発売は7月上旬を予定しています。
次は、個性派モデルやタブレットを紹介します。