龍馬に影響与えた横井小楠と由利公正
龍馬に大きな影響を与えたとされる福井にゆかりのある人物の銅像が福井城のお堀脇に建立されています。その二人とは、横井小楠と由利公正。
横井小楠は、肥後熊本藩士でしたが春嶽に福井藩の政治顧問として迎え入れられ尽力します。福井で小楠に会った龍馬にも大きな影響を与えたとされています。
もうひとりの人物は、三岡八郎、のちの由利公正(ゆり きみまさ)。由利公正と龍馬は新政府樹立に向けて語り合う同士として知られています。この二人の銅像も撮っておきたいポイント。
お堀脇に建つ横井小楠と由利公正の銅像。
この銅像は「旅立ちの像」名付けられていて、九州に赴く前の姿を表しているとのこと。
由利の宅跡と由利公正広場
由利公正の宅跡には碑が建てられています。以前は宅跡の碑だけでしたが、平成23年には龍馬の歌碑が隣に加わりました。
足羽川(あすわがわ)沿いの幸橋の歩道建てられ、対岸には横井小楠の寄留宅跡があります。龍馬はこの足羽川を小舟に乗って渡ったとされています。
由利公正の宅跡碑。足羽川沿いの実際に宅地が合った場所にほど近いこの地に建てられている。
龍馬の歌碑。平成23年に建てられた。
横井小楠、由利公正、龍馬について紹介する案内図も。
この宅跡碑がある橋の向かい側には、由利公正の銅像が建てられています。足羽川を望むように建つ由利の銅像、このあたりを由利公正広場と名付けられています。
足羽川を望むように建つ由利公正の銅像。
こちら側にある由利公正を説明するレリーフ。ここでも龍馬は登場。
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