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SEO内部対策14:共起語について

SEO対策として活用できる共起語について解説していきます。

瀧内 賢

執筆者:瀧内 賢

SEO・SEMを学ぶガイド

共起語とは

共起語とは、英語の「co-occurrence(一緒に起こること)」や「co-occur(一緒に起こる)」から、名前が付けられています。主となる言葉(キーワード)が出てきたときに、同じページ内で、同時によく使用される言葉のことです。ただ、関連語(類義語)とは異なり、文章の流れの中で出てくる異なる内容の言葉となります。

そして、この共起語も、SEOに関係している要素の1つとなっています。


共起語がSEOに有効な理由

Googleの順位づけの指標のひとつとして、閲覧者の“知りたい”や“疑問解消”に応えられるような情報を如何に掲載しているかも関わっているため、キーワードと関連性の高い重要コンテンツとしてPRすべく、頻出単語の共起語を使用することは、大変効果的なSEO対策です。


共起語が必要となる例

検索エンジンが内容を正しく認識するうえで、この共起語がとても重要となってきます。

例えば、
  1. “あめ”が降る
  2. “あめ”を食べる
――という2つの文章があります。1においては、“降る”という言葉から「雨」を連想し、2については、“食べる”という言葉から、“飴”を連想することと思います。

ここでロボットの場合、文章中に手がかりになる単語無しに、人間のように行間を読む……といったような、文章全体を理解したうえで、その意味を考えることはできません。ただ、周囲の言葉により判断することはできます。そして、その指標のひとつが共起語であり、“文意らしきもの”を判定・判断することができるのです。

さらには、この共起語を活用することで結果的に、コンテンツに幅を持たせることができるようになります。
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