台湾では、観光目的のビザなし入国はもちろん、学生ビザでの就労も禁止されているため、ちょっとした就業体験をするのであれば、基本的にはワーキングホリデービザを利用することになります。

ワーキングホリデービザは18~30歳(申請時)の方が1年間多目的に滞在できるビザで、就労期間に制限がないことが最大の特徴です。
台北

台北の街並み



高い日本文化への関心

台湾の国土面積は3万6000キロ平米と、日本の九州と同じくらい(3万8,268キロ平米)で、人口は約2300万人(九州は1,323万人)、このうち台北には262万人(約11%)が暮らしています。
言語表記は中国で採用している簡体字ではなく、繁体字を用いています(香港でも繁体字を使用)。

日本製品はハード・ソフトの両面において人気で、日本のドラマやマンガ、歌謡曲などはとても人気があります。
そうした影響もあり、高校の第2外国語では日本語を選ぶ学生が最も多く、2013年には32,000人が台湾で「日本語能力検定試験」を受験しています。

台湾と日本とのかかわり

1895年の日清戦争により台湾は日本の統治下となりましたが、太平洋戦争を経て中華民国へと返還されました。その後、中国の内戦が始まり、1949年、内戦に勝利した共産党が中華人民共和国を建国。中華民国(国民党)は台湾に移り現在に至っています。日本が統治していた際に、日本語教育がなされていたため、現在でも日本語を自由に話せる方が多数暮らしています。

留学デスク的機能を持つゲストハウス

台湾での最初の滞在は、ゲストハウスにするのが一般的です(語学学校に通い入寮しない方を除く)。ゲストハウスは日本円にして1000円~3000円程度の宿泊料のリーズナブルな宿泊施設で、シャワーやドライヤー、洗濯機や電子レンジなどが置かれている場合がほとんどなので、何も持たずに渡航しても、とりあえず生活を始めることができます。

宿泊者が集うリビングにはテレビやインターネットができるパソコンが置かれ、自由に使うことができる他、先に入国している邦人から情報を得ることもできます。
台湾には日本人が経営するゲストハウスもたくさんあるため、オーナーから生活全般や仕事探しのアドバスを受けることもあります。

他国のワーキングホリデーで見られる現地デスクの役割をゲストハウスが行っているのも台湾のワーキングホリデーの特徴です。

台湾のアルバイト時給

大学卒の初任給が70,000~90,000円程度(日本円換算)ですので、ワーキングホリデービザの外国人がこれ以上を稼ぐのは難しいと考えてください。
時給は日本円に換算すると、日本でのアルバイトの30%程度の水準ですので、現地で貯めようと考えるよりは日本で必要金額を貯め、現地で使うほうが効率的と言えるでしょう。

一方で物価が安い分、当然生活費も少なくて済みますし、語学学校の授業料やプライベートレッスンも割安です。

台湾での仕事内容

台湾のワーキングホリデーでは、一般的に次のような仕事に就く場合が多いようです。
・日本語の家庭教師
・レストランのウエーター、ウエイトレス、調理補助
・日本式居酒屋
・コンビニエンスストアの店員
・駐在員向け医療施設のアルバイト補助

求人広告を見つける場所(方法)

ゲストハウスや、語学学校の掲示板、仕事紹介のサイトなどに仕事情報が掲載されています。
代表的な仕事紹介ページ(日本語)に次のようなサイトがあります。
カモメ中国転職(リクルートグループ)
日本語家庭教師の募集

危険情報

日本でもおなじみのコンビニエンスストアが至るところにあり、飲食店も遅くまで営業していて、治安が悪いという話はあまり耳にしたことはありません。

外務省が発表する台湾の危険情報はこちらよりご確認ください。



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