女の性に関する欲求は、すべて恋人に向かってしまう

一徹さん

SILK LABO専属AV男優の一徹さん。優しそうな笑顔と低い声のギャップに女性ファンはメロメロ

牧野:男性AVの存在は、男の人の欲求を満たす一方で、間接的に同性である女性に被害を与えていたんだなって、あらためて気づかされました。制作側はファンタジーとして作っているんですが。男の人って小さいころから特撮ヒーローものを観ますよね。特撮ものには、必殺技が付き物。だから、AVで「潮吹き」などを見ると「この必殺技をやるぞ!」となってしまうんじゃないかと(笑) 「彼女を気持ち良くさせてあげるぞ!」というポジティブな理由なんです。

藤嶋:なるほど、必殺技だったんですね!(笑) 牧野さんはよくお悩み相談も受けられるそうですが、最近はどんな悩みが多いのでしょう?

牧野:「セックスレス」と「イケない」というお悩みが多いです。

藤嶋:経験がしたいのか、相手に不満があるのか、どちらなんでしょうね?

牧野:どちらもでしょうねぇ。区別できないまま、すべてを彼に求めてしまっているのかもしれません。女の人が男の人に求めているものって、優しさ、愛情、包容力、セックス……実は、いっぱいありますよね。でも、男の人って、「嫁さんの作る御飯がおいしい。でも、それ以外いまいちだ」となっても、選択肢がいっぱいあるんです。風俗、キャバクラ、それこそAVもいろいろなジャンルがある。女の人は選択肢が少ない分、彼氏に集中してしまうんだと思います。それを「女の人は重い」って言われてしまう。でも、「あなたたち(男性)は、環境が整備されているからよ」って、私は思うんです。

>>気持ちよくなるために必要なことは?