自然光溢れる空間は、大人たちのために
神田錦町の周辺は古書店、出版社、大学、企業が集まるエリア。界隈で働く大人たちに向けて、内装も洗練された軽やかな仕上がりです。入ってすぐのエリアは、バル的立ち飲みスタイルが楽しそうなカウンターと高いスツール。中央のガラス張りのキッチンには色とりどりの野菜が並び、食欲をそそります。朝の光がふんだんにさしこむテーブルは食事にも、仕事の打ち合わせにも快適。最奥には落ち着いたソファ席のコーナーが設けられ、ロンドンで話題のストリートアーティスト、Bambiのアートが壁面を飾っています。
平日の朝カフェ、週末の朝カフェ 「千駄ヶ谷店は休日になると、関東近郊からもわざわざ朝食を食べに来てくださる人々がいらっしゃるんです」とバルニバービ広報担当の福地さん。
いっぽう、平日はさまざまな客層がそれぞれの日常の朝食を楽しんでいるそう。バターを添えたトーストとコーヒーだけのシンプルなセット「グッモーニン」(400円)を食べながら英会話のテキストを見るビジネスマン。ジョギング帰りにヘルシーな「アサイーボウル」(700円)を食べに寄る男性。ボリュームたっぷりの「本日の新鮮野菜サラダボウル」(700円)を二人でシェアしているご近所に住む高齢のご夫婦。なかには夜勤明けの看護婦さんがビールで就寝前のひとときを過ごす姿も。
ホテルの朝食とも、ファストフードの朝食とも違う、カフェならではの朝食の風景。そこには一日を気持ちのいい朝から始めたいと考える人々の、日常の小さな楽しみがありました。
神田錦町店の朝食メニューは次ページでどうぞ。