アキュム登場で変わる烏山線
2014年3月15日からのダイヤでは、宇都宮と烏山を2往復、そのほか宝積寺と烏山を1往復、烏山線に限ってみれば1日3往復の列車がアキュム使用となる。市販の時刻表を見れば、アキュム使用列車は列車番号末尾に電車を示すMが付記され、1329M、1332Mのように表示されるので、どの列車がアキュムなのかは判別可能だ。
アキュムは、今のところ1編成しかないので、烏山線の他の列車は、今までどおりディーゼルカーである(列車番号末尾にディーゼルを示すDが付記され327Dのように表示される)。当面は1編成のアキュムを日常的に走らせることによって様子をみて、第2編成以降のアキュムを登場させる予定だという。
終点の烏山駅には、20mほどの短い「電化区間」(架線を張った個所)が出現した。到着したアキュムの充電設備で、宝積寺からパンタグラフを下ろして走ってきたアキュムは、ここでパンタグラフを上げて出発時間まで充電を行う。もっとも、アキュムの性能では、宝積寺と烏山の距離なら充電なしでも往復できるという。念には念を入れての対応であろう。
また、アキュム導入に合わせて烏山線の烏山、大金、仁井田各駅の駅舎をリニューアル。烏山線のイメージアップとなった。