洗濯機・洗濯乾燥機/洗濯乾燥機お試しレポート

大水量の循環でドラムの弱点を克服!日立ビッグドラム(3ページ目)

乾燥仕上がりの良さで定評のある「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム」。今年のモデルでは、スリムタイプの操作パネルを液晶タイプにするなど、使い勝手が向上しました。それでは、その進化をご報告致します!

執筆者:戸井田 園子

洗濯槽自動おそうじ機能にもこだわりアリ

「ヒートリサイクルundefined風アイロンundefinedビッグドラムスリム」BD-ST9600

キレイな水で洗う、洗濯槽の「自動おそうじ機能」は日立のこだわり

今では、洗濯槽のおそうじ機能はすっかり定番機能となりつつありますが、他社にさきがけて、洗濯槽の周囲を自動で洗浄する「自動おそうじ機能」を搭載した日立! すすぎや脱水の水を利用するのではなく、きれいな水で洗濯槽を洗うのがこだわりです。さらに、排水ホースに汚れが残りにくいよう、ホース内側をジャバラではなくフラットに仕上げるなど、清潔性への細かな配慮もこだわりのひとつと言えるでしょう。見えない所も清潔にしていたいというキレイ好きにおすすめです。


 
「ヒートリサイクルundefined風アイロンundefinedビッグドラムスリム」BD-ST9600

ドアパッキンの素材が改良され、残った繊維がサラッと取り除き易くなりなった

ビッグドラムを愛用していてひとつだけ気になっていたのが、扉と外槽前カバーの間にあるドアパッキンのところに、繊維が残りがちなことでした。乾燥具合を「しっかり」などにすればかなり軽減されるのですが、犬がいる我が家にとっては、どうしても細かな毛が残ってしまうのが悩みでした。しかし、新モデルではこの部分の素材が少しツルッとして繊維が付きにくくなっていました。細かい部分も、徐々に改善されていると実感した次第です。

 

「風アイロン」「スチームアイロン」など好評機能はもちろん継続!

「ヒートリサイクルundefined風アイロンundefinedビッグドラムスリム」BD-ST9600

綿のパジャマ上下2セット・バスタオル2枚・Tシャツなどを一緒に乾燥しても、パジャマの袖や足など細長い部分もキレイに仕上がる!

ガイドの過去記事でも何度がご紹介してきましたが、乾燥の仕上がりではダントツの評価を誇る日立。時速約300kmの高速風で衣類のシワを伸ばしながら乾燥する「風アイロン」機能は、乾燥機の使用頻度を非常に高めてくれると実感します。

例えば、花粉やPM2.5が心配で外に干すのは避けたいパジャマや室内着こそ、乾燥機を使いたいですよね。しかし、綿素材のパジャマなどは、乾燥機にかけると袖やズボンの脚がジャバラになってしまいがち。仕事に着て行くシャツやおしゃれ着は、乾燥ジワが残ってもアイロンをかけることにそれほど抵抗はありませんが、パジャマにまでアイロンはかけたくない……というのが本音ではないでしょうか?風アイロンなら、そんな悩みも解消され、乾燥機を使おうという気になるものです!


 
また、ガイド宅で重宝しているのが「スチームアイロン」。ニットについた折ジワや、クローゼットの中でついてしまったスカートの折ジワなどが、10分または25分で取れるのです。朝起きて、着て行きたい服のシワを発見しても、朝ご飯を食べたり身支度している間にシワが取れるので非常に便利。ズボラなガイドには最強のお助け機能です。

■まとめ
現在発売されているドラム式洗濯乾燥機では、やや高額の部類に入ります。しかし、洗浄力・乾燥ジワの少なさ・清潔維持など基本性能は高く、さらに、操作パネルが改良され、持てる機能をフルに活用できるようになった点を加えるとその完成度は高く、価格に見合った満足が得られると思います。初めてドラム式洗濯乾燥機を検討されている方はもちろん、まだドラム式が珍しかった早い段階で購入したため、ドラム式はちょっと……というトラウマを持っている人こそ、おすすめしたい一台です。


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