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ペット保険、種類と賢い選び方(3ページ目)

いつも元気でいて欲しいと願ってみても病気や怪我にみまわれることがあります。頭が痛いのが医療費の問題。そんな時に役に立ってくれるのがペット保険です。どのようなことをポイントに選んだらいいのでしょうか。

大塚 良重

執筆者:大塚 良重

犬ガイド


補償対象をチェック

いつまでも健やかに
加入条件や保障内容を吟味して、自分と愛犬に合ったペット保険を選びたい。
どういったものに保険が適用され、どういったものは適用外なのかについてもチェックをお忘れなく。一般的に予防接種やフィラリア予防といったいわゆる予防目的の診療、避妊・去勢手術、繁殖系、歯石取り、針灸のような代替医療などは適用外となりますが、病気治療のために必要とされる避妊・去勢手術には適用されるケースもあります。その他、愛犬が死亡時の葬儀代や、万一車椅子生活になった場合には、車椅子の費用も保険対象としている会社もあります。

払戻し金があるか、特約があるならどんな内容か、割引制度があるかなども確認してみましょう。特約には愛犬が他人に怪我を負わせてしまったり、他人の所有物に危害を与えてしまった場合などの補償が含まれ、割引制度には多頭飼いの場合に複数頭加入することで割引があったり、マイクロチップを挿入していると割引対象になったりするものがあります。特約に関しては別途保険料を支払うことになりますが、必要と思うようでしたら加入してみるのもいいのではないでしょうか。

対応病院をチェック

現在、ペット保険は全国の動物病院が適用対象になっているとは思いますが、念のために自分が希望するペット保険がどこの動物病院でも適用になっているか確認してみましょう。カードを提示することで病院の受付で保険金の支払いが完了するタイプのものは、そのカードシステムを導入している動物病院のみとなり、確認が必要です(ただし、未対応の動物病院であっても保険金請求書を送付する形で請求することができます)。

数社のペット保険を比較

ペット保険に限らず保険というものは少々ややこしいもの。数社の保険を比較検討してみてみることをお勧めします。サイトや取り寄せた資料からの情報のみでなく、周りにいる犬友達などからの口コミ情報も役に立ちます。特に多頭飼いである場合には、同じペット保険に全頭を加入させるのではなく、それぞれの子を違うペット保険に加入させ、実際に戻ってきた給付金や会社とのやりとりの中から好感触を得た会社のペット保険に入りなおすという方法をとっている飼い主さんもいます。掛け金を高く設定し過ぎて家計に響いてくるようでは意味がありません。掛け金と給付金とのバランスを計算しながら、自分と愛犬にもっとも合ったペット保険をお選びください。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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