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ペット保険、種類と賢い選び方(2ページ目)

いつも元気でいて欲しいと願ってみても病気や怪我にみまわれることがあります。頭が痛いのが医療費の問題。そんな時に役に立ってくれるのがペット保険です。どのようなことをポイントに選んだらいいのでしょうか。

大塚 良重

執筆者:大塚 良重

犬ガイド


申請と支払い方法をチェック

給付金の申請の仕方や、その支払い方法についてもチェックしておきましょう。

実際に給付を受けるには、多くの場合がいったん全額を動物病院に支払ったあと、ペット保険を扱う会社に宛てて書面などの形で申請書を送付し、後日給付金が振り込まれてくる仕組みです。中には人間の保険証のようなカードがあり、それを病院の窓口に提示して、その場で支払いが済むタイプのものも。ただし、このカードに対応している動物病院のみということになります。申請をするときに領収書や明細書が必要になりますので、きちんと保管しておきましょう。

ペットの加入条件をチェック

ペット保険にはどんな犬でも入れるというわけではありません。加入できる年齢については(加入時)、A社では生後45日~満10歳以下、B社では10歳11ヶ月まで、C社では小型犬の場合は生後60日~満12歳未満など各社条件はそれぞれです。更新できる上限の年齢についてもばらばらですし、加入時に健康診断を必要とするところ、しないところもあます。その健康診断についても、どの動物病院でもかまわないとする会社や、指定の動物病院で受けると割引になる会社などもあります。

おおむね小型犬・中型犬・大型犬に分けられていますが、超大型犬を別枠で設けていたり、サイズというより犬種の特異性に重きをおいてグループ分けをしている会社もあり、グループごとに掛け金も違ってきますからチェックは忘れないようにしてください。

すでに病気をもっているか、その疑いがあるかどうかもチェック対象になります。会社によって少しずつ違いはあるものの、悪性腫瘍、糖尿病、副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)、免疫介在性溶血性貧血などの病気をすでにもっている場合にはペット保険に加入すること自体が難しくなりますので、各社が提示している加入不可の対象となる病気についてもチェックをしておきましょう。

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