FXの特徴を知ることが、損をしないトレードのコツ

今回のゲスト・齊藤トモラニさん

今回のゲスト・齊藤トモラニさん

オールアバウトFXガイドの金融リポーター・内田まさみが、FX界で活躍する美女にインタビュー!第二回は齊藤トモラニさん。(前編はコチラで読めます!)FXで大きな損を抱えた齊藤トモラニさん。どうやって復活したのでしょうか?

ガイド内田
 トレンドに従うトレード法「順張り」(相場が上昇傾向にある場合、その流れに乗って売買する方法)が、FXに有効だと気づいたのですね。

トモラニさん そう!それまでは株取引の「安いところで買い、高くなったら売る」という「逆張り」(そろそろ底値に到達し、上昇に転換するのではという希望的観測で買いを入れること)を、無理やりFXに当てはめていたけれど、株とFXはまるで違う。FXはトレンドが出やすいという特徴があって、そのトレンドを利用して取引する方法がいいのだと、チャートを見続けたことによってようやく気づきました。

ガイド内田 早速、トレードで実践してみましたか?

トモラニさん もちろん。トレードのタイミングはすごく簡単。第一に、移動平均線が横向きから角度が出始めた方向にエントリーすること。そして第二に、上昇トレンドは、山(上値)と谷(下値)が切り上げながら構成されているが、山と谷が切り上がらなくなり、RSIで逆行現象(ローソク足が直近の高値を切り上げていても、RSIは逆に下向きになっていることで、買い意欲の低下を表す)が出たら、反転する可能性を考えてエントリーすること。 

この2つのポイントだけを守ってトレードしたら、3カ月間でプラス160万円!FXで損した分すべてを取り返し、証拠金は200万円に復帰しました。週末にチャート分析をして、月曜日の朝に逆指値を設定し、ポジションを持ったらロスカット注文をすぐに入れることを心掛けて、損をしない取引ができるようになったのです。

順風満帆と思われたトレード…落とし穴はメンタル

ガイド内田 その法則がトモラニさんの強い武器になってくれたのですね。

トモラニさん 2007年9月から11月の3カ月間は、一回も負けなかったんですよ。でも勝ちが続くと、今度は負けるのが嫌になるのです。だから負けないようにすぐに利益を確定してしまう。目標値まで我慢できなくなったんです。利益幅はどんどん狭くなり、さらに、負けたくないから損切りもできなくなって…。3カ月間で得た利益をたった2週間で失ってしまいました。

ガイド内田 いわゆる「いって来い」状態ですね…。

トモラニさん そう…。そこで1か月間トレードを一切やめて、何が悪かったのか何が足りなかったのかを分析したんです。出た結論は、もうトレード技術ではない。メンタルの弱さだと。

自分にあったトレード方法を見つければ、利益はついてくる

トモラニさんの勝つ秘訣は……

トモラニさんの勝つ秘訣は……

ガイド内田
 でもメンタル面を鍛えることって、とても難しいことですよね?

トモラニさん 自分をトレードに合わせて変えようとするから難しいのね。自分を認めて、自分にあった方法でトレードすれば、それは難しいことではなくなる。

ガイド内田 例えば、トモラニさんはどんな風に自分を受け入れてトレード方法を考えたのですか?

トモラニさん まずは、自分の取引をしっかり分析したことで、エントリーのタイミングなどに間違いがなかったことはわかりました。それで改めて自分のトレードに自信を持つことができたの。自信が持てたからこそ、トレードで失敗したとしても、その失敗は次のトレードへの通過点のひとつだと切り替えられるようになりました。

ガイド内田 自分を認めてあげることが重要なのですね。

トモラニさん チャートを見ていると、どうしても今、ポジションを持ちたくてたまらなくなる時ってありますよね。その時は別口座で、自分の遊び心を満たしてあげるポジションを持てばいい。私は、しっかり利益を追求する口座など、常に4口座くらいを稼働させているかな。癖を直すのはとても大変なことだけど、癖とうまく付き合う環境を整えておけば、無理したり、自分を否定せずにうまく付き合っていけるでしょう。自分のトレードの形さえできてしまえば、後は利益がついてきてくれるようになりますよ。

今からすぐに使える簡単テクニカルアドバイス!

ガイド内田 今日からすぐに使える簡単なテクニカル投資法を教えて下さい!

トモラニさん まずは、トレンドを見極めること。トレンドは、上がっているか、下がっているか、横向きなのかの3つしかないのね。ただ時間軸をひとつに絞ってみてしまうとトレンドを見誤ってしまうことが多いから、日足、4時間足、15分足などいくつかの時間足で分析することがとても大切です。

以下のふたつのチャートからはどちらも上昇トレンドですけど、相場の強弱感が違います。まず、上のチャートは、値動きが調整しても前回の高値とオーバーラップせず(重ならず)、上昇する勢いがあるパターン。直近の上値を抜けたら(ブレイクアウトしたら)、買いでエントリーし、積極的にポジションを持つべき時と言えます。

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その一方で下のチャートは、上昇の勢いがやや弱く、ブレイクアウト時にポジションを持っても良い結果にはなないためことが多いパターン。だから、トレンド反転するまでは、できるだけ安いところで押し目買いをしないといけないということになります。

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ガイド内田 これはすぐに役立ちそうですね!

トモラニさん 私は毎朝、 多くの通貨ペアのチャートを見比べて、自分の得意な形を探します。値動きに沿ったトレンドラインを引くことも大切だけど、この横のラインを引くこともすごく大事。毎朝、ラインも引き直しています。自分のトレードのサンプルをたくさん集めて、それをパターン化すれば、負けないトレードができるようになります。ぜひ、やってみてね。

トモラニさんに学んだこと

トレードで勝つ方法はその時々で違うけれど、負ける時はいつも同じ。また、同じ失敗をして、利益を失ってしまった…と後悔している方は多いと思います。もちろん私も含めて。

勝つ方法はわからなくても、自分が失敗するパターンはある程度、予測できるものですよね。例えば、私の失敗パターン「短期取引のつもりでエントリーしたポジションが、いつも長期取引になってしまう」これは絶対にしてはいけないことのひとつだとか。

この失敗パターンを繰り返さないために、トレードを我慢するのではなく、短期取引のための少額口座で欲求を満たし、本来の自分にあった少し長めのポジションは中心口座でじっくり育てる…そうすれば、無理なくトータルでプラスを目指すことができると教わりました。我慢しないで、自分を認めてあげるから、長くFXと付き合うことができるのですね。

インタビュー翌日からチャートに横のラインをたくさん引くようにしています!結果はまたの機会に。

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