デセール専門店の先駆け「銀座ぶどうの木」が銀座・西五番街通りに移転オープン
「ぶどうの木」が、「アシェット・デセール」がいただける専門店として最初にオープンしたのは、今を遡ること35年前の、1979年でした。「アシェット・デセール」とはフランス語で「皿盛りデザート」のこと。もともとは、レストランのコース料理の最後の締めくくりに提供される出来たてのデザートのことでしたが、日本では2010年頃から、このようなデセールを単体でいただける専門店が続々とオープンし、ブームとなります。その先駆け中の先駆け、パイオニアとなった店こそ、こちらだったのです。
そんなデセールの名店が、2014年1月31日、銀座四丁目交差点近くにあった店舗を、同じ銀座の西五番街通り沿いに移転。石造りの外観が目を引く自社ビル「座STONE」の2階で新装開店しました。
デセールの魅力は、なんといっても、出来たての熱々に冷たいアイスクリームを添えたものなど、持ち帰ることのできない贅沢な味わい。「クレープ・シュゼット」や「スフレ」、「フォンダンショコラ」などをはじめ、通年の定番デセールと、その中でも温かいデセールを含めて全10数種、季節限定メニューが2-3種類揃います。
ビルの入り口左手にある階段から2階に登るのも、何だかワクワクしてしまいます。
ちなみに、この「銀座ぶどうの木」が初めてデパ地下の洋菓子売り場に出店したブランド名が「銀のぶどう」。ここから、東京土産として大人気の「東京ばな奈」をはじめ、バウムクーヘン専門店「ねんりん家」など、数々のヒットブランドが誕生することになります。このビルも、1階は「ねんりん家」と「銀座まめはな」というグループブランド販売店舗となっています。
それでは、次のページから、「銀座ぶどうの木」でぜひ召し上がっていただきたいデセールの数々をご紹介します。