北海道の観光・旅行/北海道の基本情報

冬の北海道旅行は何を準備すればいい?

冬の北海道は慣れてない観光客にとっては極寒の地。旅行の際には寒さと雪への対策をしっかりしてくださいね。今回は、冬の北海道を旅する際のポイントをご紹介します。

執筆者:鹿島 千穂

 「寒くない格好」と「滑らない足元」が冬の北海道旅行のポイント!

さっぽろ雪まつり

第65回さっぽろ雪まつりの大雪像

立春を過ぎてもまだまだ真冬の寒さが続く北海道。例年4月初めくらいまでは雪が降るので、旅行の際には寒さと雪への対策をしっかりしてくださいね。ポイントは「寒くない格好」と「滑らない足元」。備えあれば憂いなし! しっかり準備して、冬の北海道旅行を満喫してください。


寒さ対策は、「事前の準備」と「現地調達」を組み合わせて

雪山へスキーやスノーボードをしに行く場合は別として、観光であれば、着るものはシャツ・セーター・コートの3枚が基本。何枚も着込むと着ぶくれして格好悪いですし、北海道はどこに行っても室内がかなり暖かいので、着こみすぎると脱ぎ着が大変です。いかに少ない枚数で暖かくするかがポイントではないでしょうか。例えば、シャツは保温性の高い素材のものを使用したり、コートはダウンでお尻まですっぽりと隠れる長さのものを。これに、帽子やマフラー、手袋、耳あてをプラスすればバッチリです。

さっぽろ雪まつり会場で

さっぽろ雪まつり会場で

ところで、地元の人たちは少しの雪では傘をさしません(私も初めは驚いたのですが……)。みなさん、コートのフードを被って雪をしのぎます。確かに、傘をさしながらの観光は、片手が使えず不便ですし、人混みでは危険なことも。雪よけとして使用できるので、コートはフードが付いているものだと、なお良いですよ。

また、子連れでの旅行の場合は、子供の服装も気になりますよね。暖かくて動きやすいことを重視して、つなぎやスキーウェアがあればベストだと思います。もちろん、帽子、マフラー、手袋は忘れずに。

子供の服装は、つなぎやスキーウェアがおすすめ

子供の服装は、つなぎやスキーウェアがおすすめ

さて、ここで現地調達をおすすめしたいものをふたつ。まずは、耳あて(イヤーマフラー)です。日中でも最高気温が氷点下という「真冬日」がある北海道。冬のお祭り見学などで長時間屋外にいる場合は、耳もしっかりガードしないと凍傷になってしまうことも。札幌市内のデパートは、耳あての種類がとっても豊富。オシャレで可愛いものが多いので、ここで手に入れて、冬の北海道で耳あてデビューしてみてはいかがでしょう?

札幌のデパートは耳あての種類が豊富!

札幌のデパートは耳あての種類が豊富!


タイツ

357デニール! 厚手のタイツで寒さ対策は万全

現地調達がおすすめの品、もうひとつは厚手のタイツです。寒さ厳しいなかの観光でも、足元はスカートにタイツ、ブーツでオシャレをしたいという女性は多いもの。こちらのデパートの靴下売り場は、デニール数の高いタイツの品ぞろえが豊富なんです。210以上は当たり前、なかには360デニールなんていうものまで! 「もはやタイツではないのでは?」という声も聞こえてきそうですが、いえいえ、暖かくてオシャレなデザインのものも多いんですよ。道外ではなかなかお目にかかれないデニール数の高さ。気になる方は、チェックしてみてくださいね。

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