スマートフォン/スマートフォンレビュー

曲面ボディが斬新な大画面スマホ G Flex LGL23(3ページ目)

auの「G Flex LGL23」は、“曲がるディスプレイ”を採用したことで、本体を弓なりに曲面化した独特のボディデザインと、6インチという非常に大きなサイズのディスプレイサイズを採用。非常に多くの特徴を備えた、注目度の高いスマートフォンです。実際の使用感を確認してみましょう。

佐野 正弘

執筆者:佐野 正弘

携帯電話・スマートフォンガイド

使い勝手を高める独自機能も満載

そのインパクトから、G Flexは曲面ディスプレイに関連した機能が強調されがちです。ですが、G Flexはそれ以外の機能や使い勝手にも、さまざまな配慮がなされています。

特に操作性の面で配慮されている点は、画面下部の「フロントタッチパネル」の右端にあるボタン。これをタップすると、ステータスバーから通知トレイが降りてきて、いつでも通知内容を確認したり、設定を変更したりできるようになります。通知トレイは通常、ステータスバーを下にスワイプすることで現れますが、画面サイズの大きいG Flexでは、特に片手操作時は画面の上まで指を移動するのはかなり難しいもの。それだけに、このボタンは非常に重要な意味を持つといえるでしょう。

ちなみにフロントタッチパネルボタンは、設定で色やボタンの配置、さらにはボタンの位置に至るまで、自在に変更することも可能です。片手操作を重視してボタンを右に寄せるなどの設定も可能で、カスタマイズすることでより使い勝手を高められるといえます。
G Flex

フロントタッチパネルの右側に設置されたボタンを押すと、指を上まで動かすことなく通知パネルを呼び出せる

G Flex

フロントタッチパネルのボタンは位置や配置に至るまでカスタマイズ可能

もちろん、片手で操作する機会が多いキーボードにも「片手操作モード」が用意されており、片手で入力しやすくすることが可能です。またヘッドフォンやUSBケーブルを挿入すると、使用したいアプリのアイコンが自動的に画面下部に表示される機能が用意されているなど、G Flexには使い勝手を高める細かな配慮が随所に用意されているのです。
G Flex

キーボードを片手で入力しやすいよう設定することも可能だ

他にも、特定のアプリをパソコンのように、ウィンドウ状に複数起動できる「Qスライド」や、2つのアプリを上下の画面で利用できる「デュアルウィンドウ」、画面のスクリーンショットを撮影して直接メモができる「Qメモ」、アプリ起動中に3本の指でスワイプし、アプリを切り替えて利用しやすくする「スライドウィンドウ」など、従来のLG製スマートフォンに搭載されている便利機能が多く備わっているのも、ポイントといえるでしょう。
G Flex

2つのアプリを上下で起動できる「デュアルウィンドウ」は、G Flexの広い画面を活かせる機能の1つだ

次は、G Flexのカメラや基本性能について説明します。
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