自分とコーディネートするコンセプトのソファー/interior & furniture CLASKA
パートナーの目にうつる“日常の風景の中の自分の姿”
“恋に効くインテリア”と聞いて、パッと頭に浮かんだイメージはどんなものでしたか?そのイメージはどこからくるものでしょうか?好きなお店や、雑誌の切り抜き、SNSで見かけた素敵なインテリア、色々あると思います。まずはそのイメージの中に、“パートナーがくつろいでいる様子”を思い浮かべてみてください。パートナーの目に映るあなた自身はどんな姿でくつろいでいるでしょうか?大事なのは“くつろいでいる自分を見る、もう一人の視線を意識して、毎日を過ごす”というポイントです。“自分らしいインテリア”を作るにあたって、ファーストチョイスになりやすいインテリアアイテムとして、ソファーとサイドテーブルをご紹介します。
まず、ソファーはクッタリとしていく様子も 楽しむことができるような、内部構造がしっかりしているものを選びましょう。将来張り替える事を前提に選ぶとなると、内部構造は「木枠構造」のものをお勧めします。ソファーの内部構造の詳細については、また別の機会にお話しします。ここで知っておいていただきたいのは、内部構造が「モールドウレタン」の場合、作り方の品質によっては張り替え時に構造ごと替える必要があり、対応している企業は少ない、という事実です。
自分とコーディネートする、というコンセプトのソファー
気取らずにくつろいでいる姿こそが絵になるようなソファーをサイズ別、素材違いで2点ご紹介します。インテリアストリートとしても有名な目黒通りにある、interior & furniture CLASKA のソファーは“Dress a Sofa”というコンセプトで、展開されています。ブレッドソファ/interior & furniture CLASKA
“焼きたてのパン”のような佇まいのブレッド ソファーは、彫刻を学んだ独特の造形力で人気の岡嶌要氏デザイン。岡嶌氏曰く「通常のソファーに用いられる張り地だとちょっとゴージャスな感じになってしまうから、もっと自分と馴染むようなアパレルの生地を用いることで、自分とコーディネートするソファーをデザインしようと思った」とのこと。厚手のデニムの風合いを出しながら色移りを避けるため、原反から一度洗いをかけている気遣いも、着慣れたファッションスタイルと同じような肌馴染み感や、気分をインテリアに取り入れるのに一役買っています。
バンズソファ/interior & furniture CLASKA
「革の風合いが気に入って、それを活かしたいと思った形が、ハンバーガーのバンズに似ていた」という名前の由来も、ソファーに座った相手との会話のきっかけを作ってくれるような、小ぶりながらも存在感のあるデザイン。ヴィンテージ加工を施したレザーは、高級感がありながらも重たさを感じさせないライトブラウン色で、使い込むほどに味と馴染みが出てきます。
次のページでは、今回のソファーに合わせて使いたいサイドテーブルを2類ご紹介します。