「彩りの和」がテーマの普通車と諸設備
10号車から1号車までの10両は普通車。「彩りの和」をテーマに赤茶色系のシートは明るく楽しさの感じられる空間だ。通路をはさんで、2人掛けと3人掛けの座席配置は従来通り。
今までの普通車と違うのは、すべての座席に電源コンセントが設置されたことだろう(従来は、窓側席以外で電源コンセントのあるのは、客室両端の席のみだった)。パソコンやスマホ、タブレットの充電にも対応でき、有り難く思う乗客は多いのではないだろうか。
また、シートの通路側手かけ部分に座席番号を点字表記したことにも注目したい。九州新幹線直通のN700系「さくら」「みずほ」に次ぐもので、視覚障害者に配慮した気配りは評価したい。