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冬こそ熱い! 層雲峡温泉氷瀑まつりと名湯体験記

2014年1月18日から3月30日まで72日間にわたり、ロングランで開催される「層雲峡温泉氷瀑まつり」。マイナス10度を下回る厳冬の中で繰り広げられる、道北で最大クラスの冬のイベントです。ライトアップされた幻想的な氷像を美しさ、夜空を彩る花火、そして名湯、層雲峡温泉の魅力を紹介しています。

大谷 修一

執筆者:大谷 修一

北海道ガイド

道北のビッグイベント・層雲峡氷瀑まつり

厳冬の北海道、中でも「しばれ(北海道弁で「寒さ」)」が最も厳しいと言われる上川町では、2014年1月18日から3月30日まで72日間にわたり、道北で最大クラスの冬のイベント「層雲峡温泉氷瀑まつり」がロングランで開催されます。

層雲峡渓谷を流れる石狩川河川敷約1万平方メートルの特設会場には、3ヶ月の準備期間を費やして30基を越える氷像の数々が作られ、その中でも大きなものは高さ13m、幅50mに達するとのこと。まずはこの目で確かめねばと、さっそくマイナス10度を下回る厳冬の層雲峡を訪れました。
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氷の城やステージが並ぶイベント会場

国道から見下ろすイベント会場には氷のお城やステージが並んでいます。さっそくイベント会場を拝見しました。氷でできた「氷瀑神社」や氷のトンネル、また「北の氷酒場」と名付けられた氷の居酒屋などなど、アイデアあふれる氷像が広い会場内に設置され、その様子はまさに「氷のテーマパーク」とも言えるでしょう。
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氷瀑神社。ここのご神体はもちろん氷です。

会場の一角に設置された氷の滑り台では、降りしきる雪をものともせずチューブにのって歓声を上げながら滑る子供達の姿も。子供は風の子どころか、こちら北海道では「子供は吹雪の子」なんですよね!
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降りしきる雪の中、元気にチューブ滑りを楽しむ子供達

観光協会の担当の方にお話を聞けば、今年で39回目を迎えるこの氷瀑まつりには国の内外から15万人を越える観光客が訪れるとのこと。今回のテーマは、今年の4月町に新しくオープンする観光施設「大雪森のガーデン」にちなんで「アイスガーデン」。

「氷瀑まつりの見所はなんと言っても夜。花園をイメージした氷のライトアップは必見ですよ。それに今夜は花火大会も開催されますし、夜にまたお越し下さい。」

ここまで聞けば、なんとしてでも夜に再訪問せねば!……という事で、一旦ホテルに「防寒対策」をほどこしに行きました。
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