gemとは
gem (じぇむ、正式にはRubyGems)は、Rubyで書かれたアプリケーションやライブラリを簡単に扱うためのパッケージ管理システムで、個々のパッケージを"gem"として管理します。Perlで言うCPAN, PHPで言うPEARやPECLに近いでしょうか。
RubyGems.org
RubyGemsは、Ruby1.9より新しいバージョンのRuby本体をインストールすると標準で付いて来ますので、以降の内容を実際に試しながら読みたい方は、前回の記事(Rubyのインストール(rbenvを使った方法) [Ruby] All About)を参考にしてRubyをインストールして下さい。
インストール済gemの一覧
gemを操作するにはコンソールからgem
コマンドを使います。まずはgem list
コマンドを叩いて現在自分の環境にインストールされているgemの一覧を見てみます。
何もインストールした覚えがなくても上記のパッケージ名が出てくると思いますが、これはRuby本体をインストールした時に付属してくる標準gemで、メンテナンス性を考えてRuby本体からgemの形で分離されているライブラリたちです。 ※rake
とminitest
は今後の連載で扱う予定です。
次のページではrubygems.orgから目的のgemを検索し、インストールする方法を紹介します。