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広告費をムダにしないスマホ広告の5つのポイント(2ページ目)

この数年のスマートフォンの普及拡大により、ネットショップで買い物をするときにもスマートフォンでという方が非常に増えています。そんなユーザー環境の変化に合わせて、今までPCサイトの集客にリスティング広告を活用している企業も、スマートフォン向けの対策が必要になっています。今回はスマートフォンのリスティング広告の5つのポイントをご紹介します。

執筆者:大澤 まゆみ

3. 広告オプションを利用しよう

スマートフォンのリスティング広告を設定する時、ユーザーがすぐに行動を起こしやすくする各種広告オプションを一緒に設定しましょう。

住所指定オプションと電話番号指定オプション

住所指定オプションと電話番号指定オプション

電話番号表示オプション
広告の横に電話番号またはアイコンが表示され、すぐに電話ができます。

住所表示オプション
広告にルートを表示し、地図アプリと連携して場所を探すことができます。


サイトリンクオプション

サイトリンクオプション

アプリリンクオプション
スマートフォン用のアプリを提供している場合は、アプリへのリンクを設置することができます。

サイトリンク設定
サイトの内の他ページのリンクを宣伝でき、広告枠を大きく訴求することができます。
 

4. サイトのスマホ最適化

スマートフォンの使用率が高い若年層をターゲットとしている商材やサービスを提供している会社やお店の場合、サイト自体もスマートフォン対応にしていくことで反響率や購入率が上げられることがあります。

ただ、スマートフォン対応をすることによって逆に売上が下がるなどといったケースもあるので、最適化を行う時には、一気におこなうのではなく、まずキャンペーンページ1ページからなど小規模で結果を見た上で対応範囲を広げていくと良いでしょう。
 

5.検索連動型広告だけではなく、様々なサービスを検討しよう

スマートフォン向けの広告サービスは、検索連動型広告だけではありません。実際、スマートフォンでインターネットをしていると、動画サイトやアプリなど様々なところで広告が配信されています。

Googleが提供しているサービス(2014年1月現在)では、「検索連動型広告」「ディスプレイ広告」「動画広告」「ディスプレイ広告:アプリ」と様々な種類があり、ユーザーの特性に合わせて広告を選んでいくことが重要です。

それぞれに対し、まずは低予算でテストマーケティングを行った上で本格的に運用を始めていくと良いでしょう。
 

まとめ

今回は、スマートフォンリスティング広告のポイントについてご紹介しました。同じインターネットでの情報収集を行うにしても、PCユーザーとスマートフォンユーザーの動き方は大きく異なります。成果を出すためにも、それぞれのユーザーに適した広告を提供していくことが重要です。スマートフォンユーザーはさらに増えていくと予想されていますので、少しずつ対応をしていくのはいかがでしょうか?


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