レバレッジをきかせるほど大きな金額を取引できるようになり、儲けを増やすことができます。とても魅力的ですよね。
レバレッジ効果は儲け同様、損失も増やす
「レバレッジのきかせすぎで夜も眠れない!」ということがないようにしましょう!
たとえば、10万円投資して2分の1に値下がり(5万円の損失)したら5万円になってしまいます。同じように100万円投資して2分の1に値下がりしたら、50万円になってしまうのです。
つまり、レバレッジをきかせればきかせるほど、儲けを増やせる反面、損失を増やすことにもなってしまうのです。そのため、レバレッジを利用した取引は、通常の取引に比べると、ハイリスク・ハイリターンの取引と言えるのです。
許容できるリスクからレバレッジを設定しよう
最大限にまでレバレッジをきかせて取引すると、投資金額を多くしてくれますので、当初の投資資金が少ない時にはとても魅力的ではあります。しかし、レバレッジは必ず最大限にきかせなければならないわけではありません。
まずは、想定される損失の金額から、自分が許容できるリスクがどれくらいなのかをよく検討しましょう。その上で、投資金額とレバレッジの度合いから損失を検討し、どの程度のレバレッジなら許容できるのかを考えましょう。
投資では絶対に儲かるわけではなく、損をすることもあります。許容できるリスクに応じてレバレッジを調整し、取引に利用していくことをオススメします。
■関連記事
「株の信用取引のメリット・デメリット」
「FXのレバレッジ、長所・短所は?」