資産運用/投資初心者にもできるカンタン資産運用法

投資効率を上げるレバレッジとは?基本から注意点まで(2ページ目)

「今ある手持ち資金を少しでも増やせれば、儲けを増やせるのに」――投資する人なら、誰でも一度はこう思ったことがあるでしょう。少ない資金で大きな金額を取引するためには、レバレッジが欠かせません。レバレッジは、証拠金取引の肝となります。うまく利用するためにも、レバレッジの基本的な考え方や使い方、注意点をしっかり押さえておきましょう。

横山 利香

執筆者:横山 利香

投資をはじめてみようガイド

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通常、10万円で10万円を取引するとレバレッジ1倍、30万円を取引すると3倍、50万円を取引するとレバレッジ5倍という風になります。

レバレッジをきかせるほど大きな金額を取引できるようになり、儲けを増やすことができます。とても魅力的ですよね。

レバレッジ効果は儲け同様、損失も増やす
 

「レバレッジのきかせすぎで夜も眠れない!」ということがないようにしましょう!

「レバレッジのきかせすぎで夜も眠れない!」ということがないようにしましょう!

しかし、レバレッジをきかせると、儲けだけでなく損失についてもレバレッジ効果が発揮されます。

たとえば、10万円投資して2分の1に値下がり(5万円の損失)したら5万円になってしまいます。同じように100万円投資して2分の1に値下がりしたら、50万円になってしまうのです。

つまり、レバレッジをきかせればきかせるほど、儲けを増やせる反面、損失を増やすことにもなってしまうのです。そのため、レバレッジを利用した取引は、通常の取引に比べると、ハイリスク・ハイリターンの取引と言えるのです。

許容できるリスクからレバレッジを設定しよう

最大限にまでレバレッジをきかせて取引すると、投資金額を多くしてくれますので、当初の投資資金が少ない時にはとても魅力的ではあります。

しかし、レバレッジは必ず最大限にきかせなければならないわけではありません。

まずは、想定される損失の金額から、自分が許容できるリスクがどれくらいなのかをよく検討しましょう。その上で、投資金額とレバレッジの度合いから損失を検討し、どの程度のレバレッジなら許容できるのかを考えましょう。

投資では絶対に儲かるわけではなく、損をすることもあります。許容できるリスクに応じてレバレッジを調整し、取引に利用していくことをオススメします。

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