友人関係に戻るためには?
きっと、友だちとして関係を続けたいというのは、相手が人間的に魅力的なのだと思います。私にも、過去に一人そういう人がいました。
恋人関係にあった直後に、「では、今日から友だちとしてよろしく。」というのは、稀なケースだと思います。どんなに好きだった人でも、どんなにいい思い出たくさんの恋愛だったとしても。
個人的には、別れの時は一瞬でも「憎んだり、恨んだり、ドロドロした感情」がなければ、キッパリと別れる事は出来ないと思います。
あんなに楽しかったのだから、最後もキレイに終わりたいと思って、何度か終わり方のリベンジを試みた事がありますが……。
こればかりは、無理でした。ははは。
「時間」にしか解決できない事って、あると思います。
でも「時間」は本当に偉大で、「時間」が解決してくれる事はたくさんあります。
まずは、時間を置いてみてはどうでしょうか。
あなたは、どうして友だちに戻りたいのですか?この間に、じっくりゆっくり考えてみてください。何か月経っても、何年経っても、あなたの「友だちに戻りたい」という気持ちが消えなければ、その思いを正直にぶつけてみたらいいと思います。
分かれた理由はもう過去のものなので、そんなに関係ないかなと思います。
ぶつかった時点と、それから先の二人の事が、重要です。
「では、ルール違反なしで、友だちになりましょうね。」と、お互いの意思確認した上でスタート、という類のものでもないように思います。
あなたが正直にぶつかった時に、相手も同じ気持ちを持ってくれたら、自然と友だちに戻れると思いますよ。その時お互いに相手がいなくて、お互いがまた魅かれあったら……。それはそれで素敵な事だし、アリだと思いますよ。
お互い、別れた時の二人のままではないのですから。
友人関係に戻れた私の体験談
私の場合は、他に好きな人が出来て一方的にさよならをしたにも関わらず、別れた直後から「友だちとしての彼の存在」を求めました。ひどい女です。自分勝手で、まだ若かった。
彼と再会したのは別れて一年半ほど経ってからですが(たまたま近くに行ったので)、その時はいつのまにか友だちになっていました。それまでの間も、相談があると彼に電話はしていました。しかし彼はないがしろにせず、いつもきちんと対応してくれました。
今思うと、彼の心中は穏やかではなかったはずです。なんて器が大きかったのだろうと思います。そんな彼が「この先どういう人生を歩んで行くのか」が見たかった。これが、彼と友だちとして繋がって行きたいと思った理由です。
今でも彼の事を尊敬していますし、私の人生に一番影響を与えた人物である事は間違いない!それが、「=結婚」ではないのは不思議な感じがするかもしれませんが、こういう形もあるのです。
現在は、お互い家庭を持っています。
学生時代の友だちを辿れば彼の消息は分かる筈ですが、7年ぐらい前に彼の結婚式二次会の招待状がメールで届いて以来で、直接連絡は取っていません。今は、どこかで元気で幸せでいてくれたら、それで十分。仕事面では元気で活躍しているようなので、幸せな家庭生活を送っていたらいいなと願ってます。