第2位 ANAホールディングス(東証1部 9202)
今回の１位は仕方によっては利回りは10%を超えます！
【2013年12月20日株価】 207円
【配当獲得最低投資額】 1000株＝20万7000円
【今期予想現金配当(1株あたり）】 4円
【株主優待権利確定月】 3月末、9月末
【優待内容】 詳細はYAHOO!ファイナンスの株主優待情報をご覧ください
第2位はANAホールディングス<9202>です。同社は国内線首位、国際線2位の日本を代表する航空会社です。JAL,ANA一番お得な航空券株主優待はどこ！？でも書きましたが、航空会社の中でも実質的な利回りが高いのが特徴です。同社は特に旅行や出張などで飛行機を使われる方にお薦めです。
今回は100株を購入し、株主優待券を半期ごとに1枚、年間で2枚獲得したケースを想定しています。株主優待券はチケットショップでは5000円ほどで取り扱われているようですので、今回は1枚あたり5000円で評価して利回りを計算しています。もちろん、実際に旅行で利用すればもっと実質的な利回りが上がるケースもあります。
業績は緩やかな拡大基調といったところです。ここのところ株価は横ばい気味ですが、長期的には底値圏と見ることもできると思います。なお、業績への懸念点としては、格安航空会社との競合や円安による燃料価格の高騰があります。
第1位 ビックカメラ（東証1部 3048）
予想配当＋予想優待売却利回り：7.62％【2013年12月20日株価】 5万2500円
【配当獲得最低投資額】 1株＝5万2500円
【今期予想現金配当(1株あたり）】 1000円
【株主優待権利確定月】 2月末、8月末
【優待内容】 詳細はYAHOO!ファイナンスの株主優待情報をご覧ください
今回、第1位としてお薦めしたいのはビックカメラ<3048>です。家電量販店では5位でしたが、2012年、6位のコジマの50.06％の株式を取得し、子会社化して業界2位に。パソコン販売のソフマップも子会社です。
とにかく株主優待の使い勝手が良く、利回りが高い銘柄で、株主優待ランキングでも常連企業です。今回は1株を購入し、1000円分の株主優待券を年間で3枚獲得した場合を想定しています（つまり利回り計算の際の株主優待は3000円で評価）。また、長期株主向け優待制度もマル。1株を1年以上2年未満継続保有の場合、1000円分の株主優待券が追加、1株を2年以上継続保有の場合、2000円分の株主優待券が追加となり、2000円分追加の場合、利回りはなんと11.43％となります！
ビックカメラの買い物優待券は、割引券ではなく、そのまま使える有利な点があり、また家電だけではなく様々なものを販売していますので、利回り以上の便利さがあると思います。NISAの長期保有の株主優待銘柄としてピッタリの銘柄の1つだと思います。
業績は規模拡大で上向き基調。株価も長期的には緩やかな上昇基調となっています。長期的な課題としては、ネット販売との競合などがあるものの、日本株の好調が続けばキャピタルゲインも狙え、現時点の株主優待銘柄としては最も面白い銘柄の1つであると思います。
参考：日本株通信
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