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叱る時はシンプルが効く!ママの叱り言葉3つのルール(2ページ目)

どうしてもマイナスのイメージが強い「叱る」という行為。でも、ある心理ルールに沿って叱ると、子どもを傷つけず、ママをイライラさせない叱り方に大変身!最新の心理学を活用したポジティブな叱り方のご紹介です。

佐藤 めぐみ

執筆者:佐藤 めぐみ

子育てガイド

叱るときの悪循環はママがストップできる

「上手に叱れた」というときと、「上手く叱れなかった」というときの違いはどこにあると思いますか? 実は、効果的に叱れるか、悪循環を起こしてしまうか、この分かれ目は、ママが発する「初めのひと言」がカギを握っています。つまり、

子どもが何かいたずらをした⇒ ママが叱る 

この時に、ママがどんな言葉でリアクションするかで、その後の流れがほぼ決まってしまうのです。ポジティブな回転を引き起こせるか、はたまた、ネガティブな回転を引き起こしてしまうか、それはママの手中にあるのですね。


叱ることが今よりずっとポジティブになる

私の推奨している「ポジカリ3原則」は、ママの言葉遣いに特化した叱り方ルールです。叱るシーンというのは、どうしても冷静さを保つのが難しいもの。それならばと、とっさのときにも心を乱さずにいられるようにと、この「ポジカリ3原則」を作りました。

叱ることってなんとなくマイナスのイメージがありませんか? でも、ポジティブ心理学の法則に沿った叱り方「ポジカリ3原則」を使えば、そのマイナスだったイメージがプラスになります。人間の心理法則に沿っているので、自然に、子どもが言うことを聞き、ママはイライラしなくなる。つまり、叱ったことで、子どももママもポジティブに変化していけるのです!
ポジティブに叱れる「ポジカリ3原則」

ポジティブに叱れる「ポジカリ3原則」

 

「今」「目の前」で子どもがしている「行動」のみを叱る

「えっ、これだけ?」と思うかもしれません。そう、叱り方はシンプルなのが一番効果があるのです。なぜなら、シンプルな方が、子どもが理解できるからです。いくら大声で何回も怒っても、子どもが理解できなければ伝わりません。子どもの理解レベルに沿って、究極にシンプルに叱るのがこのポジカリ3原則。

シンプルとは言っても、この原則にはしっかりとした心理学の裏づけがあります。プラス思考の行動パターンを研究し続けている「ポジティブ心理学」がベースになっているので、シンプルながら、プラス思考発想の叱り方。ポジティブに叱れるので「ポジカリ3原則」と名づけましたが、叱ることで子どもを伸ばしてしまうのです!

ポジカリ3原則は練習すればするほど、肌になじんできます。そして習慣になると、「叱るってネガティブなことではないんだ」と叱ることへの抵抗感があっさりと消え去ります。

ALL ABOUTのまとめコンテンツにて、『叱るときのイライラがなくなる! 佐藤めぐみのポジカリメソッド』 を公開しています。ポジカリ3原則を1つずつ解説し、実践法をご紹介していますので、ぜひ日々の叱りのシーンに取り入れてみてください。


参考図書

 


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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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