ダンス/ストリートダンスの基本テクニック

ストリートダンスの基本:クラブ(Crab)

ストリートダンスの基本の中から、「クラブ(Crab)」についてご紹介します。

三宅 正

執筆者:三宅 正

ストリートダンスガイド

はじめに

この記事をご覧の皆さま、初めまして。ストリートダンサー/インストラクターの三宅正と申します。今回は、ストリートダンスの基本の中から、「クラブ」についてご紹介します。

ステップ名の由来

今回も、ストリートダンスの基本~「ノリ」と「ステップ」~から、代表的な「ステップ」の1つ、「クラブ」についてご説明します。まず始めにステップの名称ですが、これは文字通り「Crab=蟹」のように横に移動するステップ、という意味です。

体の使い方(1):ニュートラルの姿勢

クラブ(準備)

図1:準備の姿勢

今回ご説明する「クラブ」に限らず、ストリートダンスでは「つま先」と「カカト」を別々に意識して使うことが多くあります。その練習法として「クラブ」は非常に有効的なので、是非時間をかけて練習してみて下さい。








クラブ(準備)

図2:準備の姿勢(足元)

まず始めに、図1のように内股の姿勢で立ちます。足元の部分については図2のように、つま先を内側に向けておきます。この際、膝はあまり曲げずに、次の動きでダウン(しゃがむ)姿勢がとれるようにしておくのもポイントです。これをニュートラルのポジションとします。




体の使い方(2):右側への移動

クラブ(右移動)

図3:クラブ(足元:右移動)

では、自分が立っている正面に向かって右側に動いてみましょう。まず足元ですが、図3のように「左足はつま先」、「右足はカカト」に体重をかけるようにします。そしてそのままつま先とカカトを軸に両足を右側にひねり出し、最終的に両足の裏をつきます。この時、同時に膝もまげてダウンをとり、図4のような形になっていれば正解です。



クラブ(右移動)

図4:クラブ(右移動)

[ポイント]普段の生活の中では、つま先とカカトを別々に意識して使うことは少ないと思います。そのため、いきなり左右の足を「つま先」「カカト」と別々に動かすのが難しい場合は、まずは片足を固定し、もう片足をつま先、またはカカトを軸にして動かしてみる練習から始めてみて下さい。







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