会場のレイアウトを活かして撮影していく
各社ブースのデザインはそれぞれ特色あります。単に車体を撮るだけではなく、会場内のブースデザインやレイアウトを活かして撮影していくのもモーターショーの撮影ではおもしろいところです。メーカーのロゴなどが背景にある場合は、車体と一緒にフレームに入れるように構図を作ります。メーカーロゴがあると車体だけが写っているよりインパクトのある一枚になります。
メーカーのロゴを背景に撮った一枚。MINIのブースデザインを活かして撮影した例。
ダイハツのブースでは、二階から車体を見下ろせる工夫がされていて上から撮影することが出来ます。なかなか俯瞰的な位置から車体を撮ることはできないので、写真を撮りたい場所のひとつです。
ダイハツのブース二階から撮影したコペン。俯瞰で車体が撮れる絶好のスペース。
今回のモーターショーの展示車では、ガルウィングドアを持つ車体が目立ちます。上下に開閉するガルウィングドアは、やはり開いているところを撮っておきたいところ。
ガルウィングドアを持つ車体はドアが開いたところのショットはぜひ欲しい。
ステージなど壇上で紹介されている車体は、撮りやすいシーンと言えます。ステージに展示されているので背景に人が入り込むことも少なく、フレームに整えさえすればきれいに撮影が可能。モデルさんが一緒にいるなら、人物も合わせて構図を作るのがポイント。
ステージにて展示されている、トヨタのFV2。背景のロゴとモデルも合わせて構図を作った一枚。
各ブースには、メーカーごとのコンセプトに合わせたオブジェなども見ることが出来ます。車体だけではなく、これらのオブジェも被写体としては面白いので見かけたら撮っておきたいところです。
トヨタでは、あのひとと並んでツーショットも撮れる。
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