人生にセックスは必要ない！？
男女に性欲差があるのはなぜ？
先日、テレビ朝日「ワイドスクランブル」がセックスレス特集を企画したのでご協力をしました。「現在セックスレスである」という妻達の座談会を開き「セックスレスを改善したいのか」というところまでインタビューしました。
本番では流れない部分もありましたが、セックスレスの事自体を考えないようにしている人もいます。そんなものは必要ないと思い込むということです。夫婦仲相談所運営という仕事をしているので、このような座談会はよく主催します。単独でお話を聞く場合もあり、セックスレスについての本当のところはかなり把握しています。30代の方がセクシャルな行為は不必要と言い切る声を聞くと少し寂しい気がします。
現状を改善したい人、もう今のパートナーとは無理な人、あきらめている人、あきらめきれずに悩んでいる人、どうしていいかすらわからない人、パートナーを好きなくせに外でまぎらわす人、死にたいとすら思った人、それはそれは様々です。
セックスレス問題は放置しておくとパートナーと「性の意識」のすれ違いがどんどん深まり、どちらかが一方が回復しようとすると「なんで今更？」としらけたムードになる状況が100％です。
もちろん、お互いが性欲ゼロ、子供はいるからしなくていい、家族愛があれば万事OK、どちらかが病気なのでいたわるという意見であれば何の問題もありません。そういうご夫婦は相談に来たり、テレビで「セックスレス特集」が流れても見ないと思います。
◆次ページではコンドームメーカーの行ったアンケート調査から見える「ニッポンのセックス」について検証します。
