うなぎ/東京近郊のおすすめうなぎ店

ほんわかやさしいバランスのうな丼 安斎

都内の人気店のひとつ荻窪のうなぎ安斎。シンプルなメニューにシックでシンプル店内。フワッとトロッとした身とタレ、ご飯のバランスが絶妙なうな丼。程よいボリューム感のあるあっさり系のうな丼をほんわか落ち着く雰囲気でいただく。

山室 賢司

執筆者:山室 賢司

うなぎガイド

都内の人気店のひとつ荻窪のうなぎ安斎

都内の人気店のひとつが荻窪にある。荻窪、遠いイメージがあったのだが中央線で新宿から10分ほどだ。荻窪駅南口を出て活気のある商店街を歩いていく商店街を抜けると安斎がある。一階は厨房とテーブル1卓二階には座敷席がある。シックでシンプルな店内。ご主人は若く、忙しそうに仕事をしている。近所のお客さんが、うな丼弁当を自転車でとりにくる、夕方の持ち帰り用のようだ。女将さんもいろいろ気を遣ってくれる。なんともアットホームだな雰囲気だ。メニューはシンプル、うな丼3000円。他には白焼き、肝焼き、ひれ焼。ビールとひれ焼きそして、うな丼をお願いする。
うなぎ安斎

うなぎ安斎


絶妙なふわとろ感とタレ、ご飯とのバランスがよい

瓶ビールとひれ焼きで一杯やる。焼きはやや弱めだがシャリシャリとしたひれ感と控え目なタレ。一日の仕事を終え、至福の時間だ。鰻屋の時間はなんだかゆっくり流れるから好きだ。待つこと30分、うな丼登場。皮は柔らかく、身はやや厚め、表面をサクット仕上げてある。フワッとトロッとした身だがトロトロしすぎず、程良い脂感が程よくボリューム感をだす。タレはやや甘め主張しすぎない。絶妙なふわとろ感と控えめな甘めのタレ、ご飯とのバランスもよい。
うなぎ安斎

うなぎ安斎


上品なうな丼にうなぎ愛を感じる

鰻らしさを生かしながらの上品なうな丼にうなぎ愛を感じる。やさしくバランスのよいうな丼だ。うな丼がなくなる頃に「お口に合いましたでしょうか?」と気さくな若店主が声をかけてくれる。若店主は二代目、先代の父は腰痛で本日お休みとのこと、母である将さんからは「若いですがよろしく」と。なかなか後継者にご苦労するであろうこのご時世に、息子が受け継いでいる幸せなお店だ。荻窪のアットホームで気持ちがほんわかするうなぎ屋さんである。
うなぎ安斎

うなぎ安斎


■安斎
住所:東京都杉並区荻窪4-12-16
電話番号:03-3392-7234
営業時間:水曜日定休 11:30~14:00 17:30~20:00
地図:Yahoo!地図情報
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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