マホガニーの特徴は?希少で高級な木材

住友林業 住宅事業本部
資材物流部 鈴木千晴さん
インドネシアのマホガニーの前で
「以前から木質部材には関わっていましたが、今春から念願の床材の開発に関わることになりました」

成長したマホガニーの木々
今回、住友林業が発売する『スーパーナチュラル マホガニー』は、インドネシア政府が計画的に植林したオオバマホガニーでつくられたもの。40年以上に渡る、インドネシアにおける住友林業の事業活動とネットワークを通じて、このたび合法かつ安定的に木材を調達することができました。同国内にある自社工場でフロア材に仕上げ、グループ会社を経由し日本へ輸入することで、適正な価格と高品質な製品をお届けできるようになったのです。

伐採、計測されたマホガニーは一次集積所で固体番号が付番され管理されます。その後、協力製材工場へ搬入され、ラフカット。自社工場ではフロア材に加工され、製品となります。最終工程のフロア表面の研磨、塗装はすべて手仕上げです
マホガニーの魅力である、木目や色合いを最大限に生かす
『スーパーナチュラル マホガニー』は、マホガニーの無垢材でつくられた床材(フローリング)です。マホガニーの様々な木目の表情をお届けするため、無垢床材としては幅広の114ミリ幅、厚みも一般的な床材の1.5倍の18ミリ厚に仕上げました。「幅広の方が、木目がよりきれいに見え、部屋が広く見える効果がありますね。また、厚みがある方が、繋ぎ目部分の溝が深くなり重厚感が出ます」と鈴木さん。


無垢床材について語る鈴木さん
「商品開発にあたっては、いかに木目を美しく見せるかにこだわりました。また、塗装や光沢にも細心の配慮をし、マホガニーの特長を最大限に生かせるようにしました」。
無垢材ならではの、五感に訴えかける魅力

「無垢材の質感を損ねない塗装の方法を研究しました」と鈴木さん。製造部門だけでなく、研究部門(筑波研究所)ももつ住友林業ならではの総合力といえます。
メンテナンスは、年に1回程度のワックスがけ。恒例行事として、家族みんなで楽しむのもいいでしょう。無垢材の肌触りは五感を通じて記憶に残るもの。そして、フロアに残る傷跡は家族の思い出。それらが暮らしの中の豊かさといえるのではないでしょうか。

「高級材として知られるマホガニー。ぜひ、インテリアの好きなかたに取り入れていただきたいですね」と鈴木さん。“森の宝石”の魅力とあいまって、お気に入りの家具もより一層映えそうですね。
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