マホガニーの特徴は?希少で高級な木材

住友林業 住宅事業本部 資材物流部undefined鈴木千晴さん

住友林業 住宅事業本部
資材物流部 鈴木千晴さん
インドネシアのマホガニーの前で

「高級木材の中でも上品で多彩な表情をもつのが、マホガニーの魅力。女性に好まれる木材だと思います」と語るのは、インドネシア出張から帰国したばかりの鈴木千晴さん。住友林業 住宅事業本部 資材物流部のマネージャーとして、このたび発売されるマホガニーの床材の開発を担当しています。

「以前から木質部材には関わっていましたが、今春から念願の床材の開発に関わることになりました」

成長したマホガニーの木々

成長したマホガニーの木々

マホガニーは“黄金の木”“赤い黄金”などの異名をとる、希少で高級な木材。センダン科マホガニー属に属する「オオバマホガニー」がよく知られています。マホガニーは、ホテルや豪華客船の内装、家具などに使用され、世界的に人気の高い高級木材ですが、過去の乱伐により現在はほとんど流通しておらず、種子を含む全取引がワシントン条約で制限されています。そのため、現在流通している「マホガニー材」と呼ばれているものは、マホガニーに木目や色調が類似している他の木材を使っているケースもあるのです。

今回、住友林業が発売する『スーパーナチュラル マホガニー』は、インドネシア政府が計画的に植林したオオバマホガニーでつくられたもの。40年以上に渡る、インドネシアにおける住友林業の事業活動とネットワークを通じて、このたび合法かつ安定的に木材を調達することができました。同国内にある自社工場でフロア材に仕上げ、グループ会社を経由し日本へ輸入することで、適正な価格と高品質な製品をお届けできるようになったのです。

伐採、計測されたマホガニーは一次集積所で固体番号が付番され管理されます。その後、協力製材工場へ搬入され、ラフカット。自社工場ではフロア材に加工され、製品となります。最終工程のフロア表面の研磨、塗装はすべて手仕上げです

伐採、計測されたマホガニーは一次集積所で固体番号が付番され管理されます。その後、協力製材工場へ搬入され、ラフカット。自社工場ではフロア材に加工され、製品となります。最終工程のフロア表面の研磨、塗装はすべて手仕上げです



マホガニーの魅力である、木目や色合いを最大限に生かす

スーパーナチュラル マホガニー』は、マホガニーの無垢材でつくられた床材(フローリング)です。マホガニーの様々な木目の表情をお届けするため、無垢床材としては幅広の114ミリ幅、厚みも一般的な床材の1.5倍の18ミリ厚に仕上げました。
「幅広の方が、木目がよりきれいに見え、部屋が広く見える効果がありますね。また、厚みがある方が、繋ぎ目部分の溝が深くなり重厚感が出ます」と鈴木さん。

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無垢床材について語る鈴木さん

無垢床材について語る鈴木さん

マホガニーの特徴は、赤みがかった茶褐色の光沢と、光の反射によって見える縞模様(リボン杢と呼ばれています)、そして、さざ波のような模様です。三大銘木の一つ、ウォルナットと比べると、女性的で上品な雰囲気をもっています。時間の経過によって変化する木の色や、見る角度によって変化する独特の模様も魅力です。

「商品開発にあたっては、いかに木目を美しく見せるかにこだわりました。また、塗装や光沢にも細心の配慮をし、マホガニーの特長を最大限に生かせるようにしました」。


無垢材ならではの、五感に訴えかける魅力

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スーパーナチュラル マホガニー』には、無垢の床材がもつ、五感に訴えかける魅力もあります。自然素材ならではの心地よい肌触りは、素足で歩くときに最も実感できるものかもしれません。合板の床材にくらべて、冬でもひんやりしないのが無垢の特徴。
「無垢材の質感を損ねない塗装の方法を研究しました」と鈴木さん。製造部門だけでなく、研究部門(筑波研究所)ももつ住友林業ならではの総合力といえます。

メンテナンスは、年に1回程度のワックスがけ。恒例行事として、家族みんなで楽しむのもいいでしょう。無垢材の肌触りは五感を通じて記憶に残るもの。そして、フロアに残る傷跡は家族の思い出。それらが暮らしの中の豊かさといえるのではないでしょうか。

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「高級材として知られるマホガニー。ぜひ、インテリアの好きなかたに取り入れていただきたいですね」と鈴木さん。“森の宝石”の魅力とあいまって、お気に入りの家具もより一層映えそうですね。


『スーパーナチュラル マホガニー』の詳しい情報はこちらから>>



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