そもそもBGガレージセールって?
雑誌 ミスターバイクBGが年に一回相模湖で行っているガレージセールに仕事で出店してきました。バイクのパーツやメンテナンス用品は決して安くはありませんが、ガレージセールなどでは、驚くほど安く手に入れることが出来ることがあります。そもそもガレージセールは、一般の人が不用品をガレージや軒先で売ることが語源のようですが、今日では、フリーマーケットと同意義で行われることが多いようです。なお、同じようにスワップミートも元々は部品交換会でしたが、現在はフリーマーケットと同意義のようです。
気になる会場の雰囲気って?
さて、会場は前述したように、相模湖ですが、相模湖プレジャーフォレストという施設の駐車場を使って行われました。旧称は相模湖ピクニックランドです。なお今年は同施設内に「さがみ湖温泉 うるり」がオープンし、掘り出し物が見つかったら汗を流してかえる。という楽しみ方も出来るようになりました。業者が会場入りするのは午前5時。私たちもゲートインと同時に会場入りし荷降ろしを始めました。タイムテーブル的には、6時から一般の方も会場に入り始め、7時から売買開始解禁という話でしたが、会場入りして荷物を降ろしはじめたそばから、
「これいくらですか?」
「もう買えますか?」
「他でももう売り始めてるんですけど」
と沢山のお客様が詰め掛けました。
始めのうちは、
「売買開始は7時からですから」
とお断りをしていましたが、収集がつかなくなってきた為、6時半から販売を開始しました。
会場は5時30にはテンションがピークに達しています。こんなに朝早い時間から、熱気に溢れているイベント会場は始めてみました。ちなみにフリーマーケットですので、値切り交渉は当たり前に行われます。
「二個買ったらいくらになりますか?」
「これもう少し安くならない?」
「これと、コレ買うから安くして?」
あちらこちらで値切り交渉が行われていますので、駄目もとで値切り交渉するのは必要です。
出店しているのはどんな人?
6時を過ぎて、明るくなってきて、お客様の顔も良く見えるようになってきたので、冷静に客層を分析してみると、意外にもお子様連れのお客様が沢山いらっしゃいました。相模湖プレジャーフォレスト内には、遊園地など、子供向けの施設があるため、お父さんはガレージセール。お母さんと子供は遊園地に行って、後で合流というご家族もいらっしゃいました。
8時を過ぎて、少し落ち着いてきましたので、トイレに行くついでに会場を散策してみました。個人の方の出店も多数見受けられましたが、大半はオートバイ屋さんです。また最近は弊社のようにメーカーも出店しています。
今回出店していたメーカーは下記のとおりです。
バイク専用のアパレルメーカー イエローコーン。今回は、レインウェアや冬用のウェアなどを販売していました。私がお得だな!と感じた商品は、レインウェアの上のみが3000円。上しかないという訳あり商品ではありますが、イエローコーンのレインウェアは1万円ぐらいしますから、3000円ならお得ですね!
日本で最も有名なオートバイ用の革ジャンメーカーの一つ カドヤ。職人が一着一着手縫いで作る革ジャンのクオリティーはもちろん高いのですが、お値段も一着10万円以上が当たり前。正直気軽に買える品物ではありませんが、ガレージセールとなると、半額商品もありますので、この機会を逃す手はありません。
そのほか、バイク王ダイレクトショップや古い車両を専門に扱うウエマツさんなど、様々な業者さんが出店していました。
原付・原付2種に乗っている人にとって
お勧めの参加の仕方って?
私も関東のバイク専門フリーマーケットは色々と参加していますが、まず注目して欲しいのは、消耗品の販売業者さんです。タイヤ専門・バッテリー専門の業者さんが必ずと言っていいほど出店しています。商品もかなり幅広く扱っていますので、必ずあなたのお乗りの車両のタイヤやバッテリーが見つかるはずです。これらの業者さんは市場価格の底値近くで販売しています。私の経験上、値切るのは難しいのですが、イベントの終了間近に交渉すると、うまくいくこともあります。
ちょっとした食べ物屋さんもあります
バイク専門のフリーマーケットは沢山はありませんが、もし参加できるのであれば、一度は是非足を運んでみてください。思わぬ掘り出し物を見つけることが出来るかもしれません。