食べさせやすい、食べやすい「うるしのさじ」
コドモが体験する世界は、新しい発見と喜びに満ちています。見るもの、触れるものすべてがコドモを育てます。だからこそ、毎日使う道具の心地よさは大切ですよね。漆塗りのさじは、口当たりがとってもユニーク。味だけではない「食べることの楽しさ」を、感覚的に養ってくれそうです。「うるしのさじ」黒、赤、ベンガラ 各1万500円。朴の木を削り、珪藻土を焼いて粉にしたものを漆とともに蒔いた「蒔地(まじ)」仕上げ。漆がガラス質の硬い塗膜になるので、とっても丈夫。コドモが放り投げちゃっても安全です |
赤ちゃんの口元にごはんを運ぶのにも便利だし、コドモが自分で持って食べても良いし、もちろん大人が使ってもいい。持っている感覚がないほど軽くて扱いやすいです。すっと伸びたデザインもまた素敵。漆を使った道具だと、かぶれを心配される方がいらっしゃいますが、漆器でかぶれることはありません。漆成分をしっかり揮発させた漆の食器やカトラリーは、お子さんにも安心して使わせることができます。
漆の語源は「麗し(うるわし)」「潤し(うるおし)」だと言われるそうです。美しい響きの美しい道具。丁寧に使うことの大切さも、コドモに教えたいですよね。輪島キリモトでつくられています |
電子レンジや食器乾燥機はNGですが、普通にスポンジで洗えばいいだけで、お手入れなどで特に気を遣う必要はありません。欠けたら修理ができるという点も、またよろしい。長く大切に使いたい道具です。
● こどものさじ
まだあるんです、素敵な食器。「こどものコップ」は、むしろ大人が使いたいかも。