純粋な心を持った栗之介や栗太郎父子の心温まるストーリー
『~あじさいの唄~ 栗之介江戸草紙』
■作者名森栗丸
■連載雑誌
ビックコミックオリジナル
■ストーリーと概要
1993年から『ビックコミックオリジナル』で「あじさいの唄」のタイトルで連載中。
2012年4号からリニューアルし「~あじさいの唄~ 栗之介江戸草紙」と改題されました。
以前は、主人公の少年・栗太郎の視線を中心にストーリーが描かれていましたが、改題後は、飼い犬の栗之介の視線が中心となっています。
時は江戸時代。凄腕の剣術使いでありながら傘張りの内職で生計をたてている父上と、自ら拾った雑種犬・栗之介と暮らす健気な少年・栗太郎。
そんな一家の日常を描いた作品です。
■おすすめの理由
栗太郎は幼い時分に母を亡くしていて、友人の母を見るたびに亡き母を思い出して感傷的になります。
そんな栗太郎をいつも側で見守っているのが新シリーズの主役・犬の栗之介です。
栗之介は雨の日・あじさいの花の下で震えていたところを栗太郎に拾われました。
栗之介は犬でありながら人間の言葉が理解でき、栗太郎や父上のことをいつも気にかけています。
そんな純粋な心を持った栗之介や新キャラクターの妖精親子と栗太郎父子の心温まるストーリーが毎回楽しみです。