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ハマちゃんによる国民的釣り漫画!『釣りバカ日誌』

30年以上も連載が続いている国民的漫画で、22回にわたって映画化されました。主人公はハマちゃんこと浜崎伝助。釣り漫画ですが、本当の面白さは個性豊かな登場人物たちが織りなす人生模様ともいえます。展開されるストーリーは、時代の潮流をよんだものが多く、読者を飽きさせません。

投稿記事

30年以上連載が続く、飽きのない国民的漫画

■作品名
釣りバカ日誌 

■作者名
作:やまさき十三、画:北見けんいち

■連載雑誌
ビックコミックオリジナル

■おすすめの理由
1979(昭和54)年から30年以上も連載が続いている国民的漫画。

西田敏行、三國連太郎のコンビで22回にわたって映画化(2009年の釣りバカ日誌20ファイナルで完結)され、こちらも松竹を支える国民的映画となりました。

主人公は、ご存知ハマちゃんこと浜崎伝助。最初はごく普通のサラリーマンだったが、上司の佐々木さんから釣りを教えられて、とんでもない釣りバカに。

その後、会社で偶然知り合ったスーさんを釣りの弟子にして仕事よりも釣り優先の日常に。

このスーさんが実はハマちゃんが務める鈴木建設の社長の鈴木一之助であることが判明するが、ハマちゃんの態度は全く変わりません。

スーさんもそんなハマちゃんに感心し、二人の釣を通しての関係はますます深まり、ハマちゃんが勝手に釣りに行く度にスーさんの嫉妬心は燃え上がります。

「釣りバカ日誌」は、多くの釣りのシーンが描かれる釣り漫画ですが、本当の面白さは、個性豊かな登場人物たちが織りなす人生模様ともいえます。

ハマちゃんの奥さん、みち子さん、ハマちゃんに釣りを教えた佐々木和夫(現常務)、スーさんの甥っ子でハマちゃん夫婦に結婚時に世話になった多胡賢一郎(現専務)、鈴木建設釣り部の重鎮で元副社長の秋山哲夫(現東北支社長)などなど……。

さらに最近ではマツコ・デラックスを彷彿とさせるオネエキャラの副社長・マツオ・キャンベルまで登場。

こうした人物たちがハマちゃんを中心に、ストーリーを展開していきます。

特に、「釣りバカ日誌」のもう一人の主人公ともいうべき佐々木和夫さんの存在感が大きく、多くの場面でこの人物が引き起こす事件にハマちゃんが振り回されます。

「釣りバカ日誌」のストーリー立ては、登場人物の1人に起きた事件などを中心に構成され、それが解決すると、また次のストーリーがはじまります。

新たに展開されるストーリーは、時代の潮流をよんだものが多く、読者を飽きさせません。

これが、国民的漫画として30年以上も続く秘密といえます。


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