マンガ・コミック/口コミでおすすめの連載中の青年マンガ

動物は生涯責任を持ち飼育すること 『獣医ドリトル』

主人公のドリトル先生は、金持ちや、患畜を連れ込む飼い主に対しては厳しく、法外な治療費を請求する。しかしドリトルの言動や行為はすべて、言葉を話して苦痛を訴えられない動物のためなのです。これから動物を飼育しようと考えている人達には、是非読ませたい漫画です。

投稿記事

喋れない動物のために飼い主を追い詰める!

 

 

■作品名
獣医ドリトル

■作者名
原作:夏緑、漫画:ちくやまきよし

■連載雑誌
ビックコミック(小学館)

■おすすめの理由
ドリトル先生と言えば、どんな動物とも会話をすることができる獣医師と、彼の家族の動物達の冒険を描いた、ヒュー・ロフティングの児童文学「ドリトル先生シリーズ」が有名です。

でもこの「獣医ドリトル」の主人公ドリトル先生は、目つきも口も悪い獣医。

さらに腕のほうは超一流で、金には汚い……というキャラの濃い人物です。

■あらすじ
鳥取動物病院の院長、通称ドリトルこと鳥取健一のポリシーは、
「獣医はビジネスだ、ボランティアではない。」

金持ちや、患畜を連れ込む飼い主に対しては感じが悪く、厳しく、法外な治療費を請求する。

でも、動物達には限りなく優しく、その腕や診断能力の高さは右に出るものがいないほど。

ドリトルのもとには、重大な問題を抱えた病気やケガをした動物達、無知な人間によって傷つけられた動物達が日夜連れ込まれて来る……。


飼い主側の自己満足でしかないペット産業は大流行りの反面、ネットで犬や猫などの生き物を気軽に買い「思ったより可愛くない!」と、保健所に持ち込む人間も多い日本。

ドリトルはそんな人間達には厳しく、時には激怒して追いつめる。

常識はずれの治療費を請求するが、そのお金で贅沢な外車に乗るわけでも、ブランド物を買うわけでも、高級レストランに日参するわけでもない。

ドリトルの言動や行為はすべて、言葉を話して苦痛を訴えられない動物のためなのです。

ペットという呼び方の通り、動物達をただの「愛玩用」としか考えていない人達、これから動物を飼育しようと考えている人達には、是非読ませたい漫画です。

動物は病気にもなれば、年もとり身体機能が衰えるものだということを認識し、生命を全うするまで面倒を見る覚悟がなければいけない……と教えてくれます。

毎回の色々な動物にまつわるエピソードも参考になるので、動物好きの人にもおすすめの作品です。

こちらから試し読みができます。

■小学館公式サイト 「獣医ドリトル」
HP:big-3.jp/bigcomic/rensai/doritoru/

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