ひとつ解決したと思ったらふたつ謎が増えるような展開のストーリー
■作品名ドロヘドロ
■作者名
林田球
■連載雑誌
月刊IKKI
■ストーリー
魔法使いによって頭を爬虫類に変えられ、記憶を失った男、カイマン。
カイマンは自分の頭を元に戻すために、友人のニカイドウと共に魔法使い狩りをはじめる。
■おすすめの理由
キャラクターはほのぼの系。
だけど絵柄はグロテスク。
ストーリーはダークファンタジー。
それぞれが絶妙なバランスでミックスされており、強力なオリジナリティをつくりだしている作品です。
エグい描写も多いのですが、さらっと描いてるのでなんだか手品を見ている気分。
読後感は意外とすっきりして、気持ち悪さがあまり残りません。
「ギャシュリークラムのちびっ子たち」みたいな作品が好きな人にオススメです。
とにかくストーリーが謎だらけで、ひとつ解決したと思ったらふたつ謎が増えるような展開です。
とくに登場人物が出そろい、ストーリーが進む後半あたりからぐっとおもしろくなってきます。
現在既刊18巻で、もうすぐ最終回。
終わってしまうことが少しさみしくもあります。