意外にもギャグ要素が満載のダークな物語
■作品名黒執事
■作者名
枢やな
■連載雑誌
月刊GFantasy
■おすすめの理由
執事ブームの火付け役ともなった作品で、なんでもできてしまうスーパー執事セバスチャンのカッコ良さが堪りません。
イラストも美麗ですし、舞台となっている19世紀イギリスの感じがしっかりと出ているのも魅力的なところです。
しかしこのセバスチャン、その実体はなんと「悪魔」という設定で、何者かに両親を殺害された
貴族の少年シエルが、犯人を見つけ、復讐するために契約を交わしました。
そのためもあり、セバスチャンの決めゼリフに「悪魔で執事ですから」というのがあります。
2つの意味をもったこのセリフがまた意味深で良いんですよね。
内容からしても一見ダークな物語かと思えるのですが、意外にもギャグ要素は満載です。
セバスチャンのスーパー執事っぷりが常人にはあり得ないこととして描かれるため、
かなり笑いを誘うところが多いです。
イラストが美麗でスタイリッシュなだけに、ギャップがあって面白いですよ。
数年前にはアニメ化・舞台化もされました。
2014年には水嶋ヒロさん主演で実写映画化も決定しています。
映画が公開される前に是非読んで頂きたい作品です。