「エースをねらえ」で有名な山本鈴美香先生の歴史漫画

■作品名
7つの黄金郷

■作者
山本鈴美香

■巻数
全6巻

■おすすめ理由

「エースをねらえ」で有名な山本鈴美香先生ですが、
こういう歴史ものもドラマティックでいいです。

山本先生の作品は女を支える男、ひろみに藤堂さんがいたように、
女の運命そのものを男が支える作品が多いように思いますが、
この作品の主人公のオリビエ(女)は、幼いころに誘拐され、
背中に秘境エルドラドを示す暗号が刺青で彫られており、過酷な運命を強いられています。

■あらすじ
16世紀のイギリス。エリザベス王女の時代。
人々は、エルドラドへの夢を探し続けています。

オリビエと双子の兄エロールは、海の上の海賊船で隔離され育てられます。
天使のような容貌の双子、妹のオーリーの背中には、エルドラルドの秘密が。

オリビエを守るためにエルだけじゃなく、
アーサーとビンセントという2人の青年が、仲間になるために侯爵に呼び寄せられます。

エルドラドへの謎を解く。
すべての人がその望みのために血眼でオリビエの行方を捜します。

そしてオリビエを愛する美貌のロレンツォ。


少女漫画の醍醐味?
命を懸けて愛する姫を守る、
しかし姫の方は無邪気でその愛を理解していない。
その苦しさと、悩ましさ、男は悩みます。

あれ? 今のは? しちゃいけなかったっけ?
少女の口づけひとつで命を懸ける男たち。

いつか魂の半分の女性と巡り合う。

父のレッドフォード侯爵も愛する妻を誘拐されて、厳しい日々を送っていました。

そして、女であるがゆえに国を治めていく厳しさを痛感するエリザベス。

すべてに渡ってスケールがでかいのですが、
主人公がオスカル様チックな見事な金髪で……。兄とそっくりさん(双子だから)

人生なんて、闇と闇にはさまれた一瞬の閃光のようなもの
生まれる前と死んだ後がうんざりするほど長いのだ……。
せめてこの一瞬楽しくなければ……。

ロレンツオがオーリーに言います。この大げさなセリフが乙女心を震わせます。

なにかと派手な人が一杯、
そして国と国、身分に、謎に、生まれ、死に、運命に、ドレスに王女様に、侯爵などなど……。
いろんな要素てんこ盛りです。




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