厳しい練習を重ねる不屈の根性の主人公
■作品名アタックNo.1 (1968~1970)
■作者名
浦野千賀子
■巻数
全12巻
■おすすめの理由
この漫画によって少女達や女性達の間に一大バレーボールブームを巻き起こした「アタックNo.1」。
週間マーガレットで連載されていましたが、当時少女漫画のコミックスとしては、初の10巻を超える大作となりました。
さらにアニメ化や実写によるドラマも製作されました。
■あらすじ
鮎原こずえは、病の転地療養のために富士見学園に引越して来る。
病のためにストップしていたが、こずえは元の学校ではバレー部の名アタッカー。
ひょんなことから、富士見学園のバレー部と戦うことになり、知り合った落ちこぼれの不良達を率いてバレーの試合をする。
練習により病が快方にむかったこずえは、バレーに青春をかける決意をする……。
厳しい練習に耐えて、耐えて練習を重ねる頑張り屋のこずえに、これでもかと過酷な試練が起ります。
そんなこずえは人望があり、支えてくれる友人やコーチもいれば、こずえをいじめ抜くヒール役もいて、物語は劇的な展開をします。
あそこまではできない……と思いながらも、こずえの頑張りにはパワーを貰えます。
大人になってから読むと、純でまっすぐな青春、友情、戦い……、
そんな若さが懐かしく、まぶしく感じる作品です。