自然がしっかり残っているおすすめスポット
■スポット名長野県信濃町 野尻湖
■おすすめの理由
野尻湖は、明治に入り開発されたリゾート地で、軽井沢と並んで多くの外国人にも愛されているスポットです。
野尻湖のすぐ東には斑尾山が、西には黒姫山があり、両山の間に挟まれた標高654メートルの高原に湖面が広がっています。
この立地のため、夏は避暑地として、冬は周辺にたくさんのスキー場を抱えるリゾート地として知られます。
野尻湖は、長野県内の天然湖としては諏訪湖に次ぐ広さを持ち、水深も38.5メートルあり、釣りやヨット、カヌーなどのマリンスポーツやキャンプなどのアウトドアが楽しめます。
そして、なによりも素晴らしいのが、乱開発をされずに手つかずの自然がしっかりと残されていることです。
それでいて、湖畔近くにはレストランやカフェ、蕎麦などの郷土料理のお店も多く、野尻湖遊覧が楽しめる遊覧船やボートなども充実しています。
また、野尻湖は日本の考古学上とても重要な場所です。半世紀近くにわたり、氷河時代のナウマンゾウやオオツノシカの骨の化石や旧石器時代に野尻湖周辺に暮らした人類の残した石器などが発掘され、その成果は野尻湖ナウマンゾウ博物館に展示されています。
野尻湖へは、上信越自動車道信濃町インターチェンジからすぐですが、野尻湖から戸隠神社がある戸隠高原、さらには、飯綱高原を越えて長野に抜ける道は快適なツーリングロードとしておすすめです。