戦国の世に思いを馳せて、歴史の舞台へツーリング

 

 

■スポット名
群馬県沼田市・みなかみ町・吾妻町

■おすすめの理由
戦国の世に思いを馳せる歴史ツーリングの上州編。群馬県沼田市の沼田城跡からみなかみ町の名胡桃城跡を経て、日本三大名城のひとつに数えられる吾妻町の岩櫃城跡をめぐります。

先ずは、関越自動車道沼田インターチェンジを降りて、沼田公園となっている「沼田城跡」へ。

沼田城跡

戦国時代に真田昌幸が居城とした城郭で、利根川と薄根川が交わる断崖上に築かれた要害です。

石垣や堀、土塁などが残り、本丸や三の丸からは眼下に沼田市街をはじめ雄大な眺望が開けます。

沼田城下には、真田氏ゆかりの「天桂寺」や「正覚寺」、「戸鹿野八幡宮」などの寺社がありますがバイクでなら短時間でめぐることが可能です。

沼田市の次は、国道291号線、国道17号線を北上し、みなかみ町の「名胡桃城跡」に向かいます。

名胡桃城跡

この城は、真田昌幸が沼田城の支城として築き、重臣の鈴木主水が城主を務めました。今は、群馬県指定史跡として土塁、空堀、土橋などが見やすく整備されています。

「名胡桃城」が歴史に名をとどめるのが、北条氏がこの城を攻めたことにより豊臣秀吉の怒りを買い、小田原の役の口実を与えてしまったことです。

秀吉に降伏した北条氏は滅亡、これにより秀吉は天下統一を成し遂げました。みなかみ町に残る戦国の山城が歴史の転機に大きな役割を果たしたのです。

歴史ツーリング上州編のクライマックスが吾妻町の「岩櫃城跡」です。
 

 

 

 

岩櫃城跡

県道53号に入り大道峠などのヘアピンカーブを攻め、中之条町へ出て、国道145号線を西へ走ると、JR郷原駅の手前で左手に、異様な姿の岩櫃山(標高802メートル)が見えてきます。

「岩櫃城跡」は、頂上から約200メートル下の尾根上に築かれた難攻不落の名城。真田昌幸が上野支配の本拠として城主を務めた要害で、本丸から延びる迫力満点の竪堀などの遺構が歴然と残ります。

また、山麓の一画には武田家滅亡の間際に、昌幸が武田勝頼を迎え、再起をはかろうとして造営した「武田勝頼御殿跡」も残ります。

こうした隠れた歴史の舞台も目の当たりに見ることができるのも、このツーリングの大きな魅力です。

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