歴史的な見どころ満点の観光地 「松代町」
■スポット名長野県長野市松代町
■おすすめの理由
真田氏10万石の城下町・長野県松代町と隣接する古戦場・川中島をめぐるツーリングです。
このツーリングでは、戦国時代、武田・上杉の決戦として名高い川中島の合戦を城下町・松代めぐりとともに体感できます。
松代には、上信越自動車道の長野インターチェンジからのアプローチが最短です。
しかし、更埴JCTから長野道の入りすぐの更埴インターチェンジで降りて、国道403号線を長野方面に向かうと、途中に「妻女山」があります。山頂までは車が通れる道路があります。
妻女山
川中島の合戦のおり、上杉謙信はここに1万3千の軍勢を率いて陣営を張りました。山頂には展望台があり、川中島一帯から北アルプスまで遠望できます。妻女山を出発したら国道403号線、県道35号線を走り、「八幡原史跡公園」へ。
八幡原史跡公園
ここが川中島の合戦で、妻女山を下りた上杉謙信が千曲川を渡り、朝霧に紛れて武田信玄の本陣を急襲した場所です。公園内には、「信玄・謙信一騎打ちの像」や「長野市立博物館」があり、戦国ムードに浸れます。
川中島一帯には、信玄を庇い討死した武田信繁(信玄の弟)の菩提寺「典厩寺」や山本勘助(信玄の軍師)の墓などが点在しますので、バイクの機動力を駆使してめぐってみましょう。
川中島の古戦場の後は、上信越自動車道の南側に広がる松代町へ。ここは、真田幸村の兄・信之が開いた真田10万石の城下町。
松代町
武田信玄が築き、真田氏が入城した「松代城跡(海津城跡)」や松代藩藩校「文武学校」、大名屋敷「真田別邸」などの旧跡や真田氏の貴重な遺物を伝える「真田宝物館」、幕末の傑物・佐久間象山を祀る「象山神社」などが集中します。また、松代町は太平洋戦争に本土決戦の最後の拠点として大本営や政府自体を移すための地下壕が設けられた場所です。現在では、その内の約500メートルほどが見学できます。
松代町は、戦国から昭和まで様々な史跡・旧跡がびっしりと凝縮された見どころ満点の観光地です。
街中には、多種多彩な飲食店や野趣溢れる温泉などがあり、ツーリングスポットとしてとても魅力的なエリアです。