地元の方の案内で山に入ることがお勧め
群馬県北部にある片品村は、面積の大半を標高1000m前後の山が占める山村。尾瀬国立公園の表玄関にあたり、村をあげてグリーン・ツーリズムに力を入れています。
体験型宿泊ができるペンションや、農家民宿が村のあちこちにあり、農産物の収穫体験や米作り、料理教室、そして春と秋にはハイキングがてら山菜採りやきのこ狩りを楽しむことができます。
もともとマイタケなどのきのこ栽培がさかんな地域なのですが、山村だけに、野生のきのこの種類も豊富。中でも、天然マイタケの人気は別格です。
きのこ料理を売りにした宿もあり、運が良ければ天然マイタケの炊き込みご飯が夕飯に供されることも……。
栽培きのこしか知らない素人が、知らない土地でいきなり野生のきのこ狩りをするというのは、いろいろな意味でかなり危険。
ですので、こういった宿泊施設を活用して、地元の方の案内で山に入ることをお勧めします。
片品村では、ナラタケモドキを「モダシ」と呼んでいたり、図鑑では有毒とされているオシロイシメジを食用にしていたりと、ちょっとびっくりなこともありますが、そこは「郷に入れば郷に従え」。
地元の方の昔からの経験と知恵を上手に拝借したいものですね。
■片品村
住所:群馬県利根郡片品村
片品村観光協会ブログ:ameblo.jp/ozenosatokatashina08-09/
一般財団法人 都市農山漁村交流活性化機構HP:www.kouryu.or.jp/gt/photo_archive/photo/jdr028000009uvfg.html