主人公と二人のみゆきとの青春物語
■作品名みゆき
■作者名
あだち充
■巻数
全12巻
■おすすめの理由
「みゆき」は小学館『少年ビッグコミック』に1980~1984年に連載された少年マンガです。主人公の若松真人と、妹の若松みゆき、同級生の鹿島みゆき、二人のみゆきとの間の三角関係を描いています。
名前は同じ“みゆき”でありながら性格はまったく違う若松みゆきと鹿島みゆき。真人と血のつながらない妹の若松みゆきは成績優秀、運動神経抜群の活発な女の子です。帰国子女なため、明るくて元気。異性にも同性にも人気があります。一方の鹿島みゆきは美人で清楚なクラスのアイドル。控えめな性格で成績優秀、男子の憧れの的です。
そんな2人のみゆきのどちらにもひかれる真人。いったいどっちを選ぶの?とやきもきしながら読み進めるのがこのマンガの面白さです。女性はきっと、とってもチャーミングな妹のみゆきを応援したくなるだろうなと思います。
アニメ化もされ、特にH2Oが歌うエンディング曲「想い出がいっぱい」がヒットしました。
80年っぽさ全開のオープニングテーマ「10%の雨予報」もおすすめです。