不朽の名作!何年経っても憧れる青春物語
■作品名タッチ
■作者名
あだち充
■巻数
全26巻
■おすすめの理由
「タッチ」は1981~1986年に小学館『週刊少年サンデー』で連載されたあだち充のマンガです。
テレビアニメ化も劇場アニメ化も実写映画化もされた、説明が必要ないほどの人気作品です。
双子の兄弟上杉達也と和也、幼なじみの浅倉南の恋愛模様、そして達也と南が甲子園を目指す様子が描かれています。
初めて読んだのは小学生の頃でした。途中から読んだのですが、それがちょうど和也が交通事故で亡くなるシーン。子ども心にとても理不尽で印象に残ったのを覚えています。南ちゃんが線路の下で泣くところや、達也の「きれいな顔してるだろ」といったセリフ。何度も繰り返し読みました。
シリアスなシーンがありながら、そこはあだち充。ちょっとしたパロディやユーモアとマジメなシーンを織り交ぜながら読者を飽きさせることなく物語は進んでいきます。ラストで達也が南に告白する場面も、まっすぐな言葉でいいですね。
アニメも大好きで夢中になってみていました。男性は南のことが大好きみたいですが、
女性から見てもスポーツ万能、成績優秀な南は憧れでした。
TVのニュースで“南ちゃんを探せ!”というコーナーもあったほど影響力のある作品だった「タッチ」。30年経った今でも青春っていいなと思わせてくれる作品です。