マンガ・コミック/口コミでおすすめの80年代の少年マンガ

古代遺跡を守る凄腕高校生の活躍 『スプリガン』

超古代文明の遺跡を守る財団の、凄腕エージェントである高校生の活躍が描かれた作品。遺跡の悪用を目論む連中とのバトルは見物です。緻密なデータが詰め込まれているので、大変リアリティのある作品に仕上がっています。大人でも楽しめる漫画ではないでしょうか。

投稿記事

緻密なデータが詰め込まれたリアリティのある作品

■作品名
スプリガン(1989年~1996年)

■作者
原作:たかしげ宙、作画:皆川亮二

■巻数
全11巻

■おすすめ理由

週刊少年サンデーにて連載されていた少年漫画です。大まかな内容としては、
超古代文明の遺跡を守る財団の、凄腕エージェントである高校生の活躍が描かれています。

古代遺跡や言い伝えといった伝説の類をモチーフとしたエピソードが多く、
そういうジャンルがお好きな方は大変楽しめるのではないかと思います。
ちょっと『トゥームレイダー』のような雰囲気もあります。

主人公の御神苗優(おみなえゆう)は高校生ながら人並み外れた
戦闘力・古代文明や遺産に関する知識の持ち主であり、財団のトップエージェント。
遺跡の悪用を目論む連中とのバトルは見物です。
彼がそこまでの超人になれたのには、少年時代に誘拐され、殺人兵器となる訓練を受けたからというベタな設定もありますが、そのあたりも単なる設定として放っておくだけでなく、消化しているようにも思えます。

また、ある種眉唾的な題材を扱っているにも関わらず、そこに緻密なデータが詰め込まれているので、大変リアリティのある作品に仕上がっています。
皆川氏も画力のある作家なので、大人でも楽しめる漫画ではないでしょうか。

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