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シングルマザーの恋愛、よくある3つの相談に答えます(3ページ目)

日本に100万人以上いると言われるシングルマザー。20~30代の若くてかわいいママたちもたくさんいます。そんなシングルマザーのよくある3つの相談についてお答えしたいと思います。あくまでも私個人の考えですが参考になればと思います。

執筆者:藤嶋 ひじり

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子どもと彼氏を会わせてもいいでしょうか?

二人でティータイム

二人の時間を原動力に。がんばるママが緩む時間も必要です

私は「『家族になりたい人』という確信が持てるまでは子どもに会わせない」というルールを自分で作っていました。

実は、離婚してすぐにつき合っていた彼氏と、再婚願望はなかったものの、2回ほど子どもに会ってもらいました。でも、長女が精神的に不安定になり、彼も、末っ子を抱っこしたら「パパのほうがいい」と言われたことで、ひどく落ち込んでしまいました。

それから家庭と恋愛は別にしようと決めたのです。大好きな子どもと、大好きな彼と、一緒に会えたら最高だなぁと思ってしまったのですが、それは私のエゴだと気づきました。

独身時代と同じぐらい頻繁に彼氏と会いたがるシングルマザーさんもいます。そのために、子どもを巻き込んでしまうのです。でも、母親である以上は、多くを望みすぎずに、ゆっくり関係を築いていくことに目を向けてみましょう。子どもが彼に懐いたとしても、二人が別れる度に、子どもも彼と決別することになります。結局は、子どもがかわいそうです。

私は離婚後の恋人は、一人目も二人目も、遠距離などの理由もあって、月に1~2回しかデートしていません。二人目の彼には子どもに一度も会わせませんでした。今の夫に出会って結婚を意識してから、初めて、子どもとの関係を築くことを考慮しました。


実は、夫とつきあうときに、私は「シングルマザーと恋をするということは『不倫』みたいなものだと思ってもらいたい」と伝えました。

「世界で一番大切なのは子ども。私の生活は、子どもが中心なの。子どもが夫みたいなものだから、あなたは不倫のように寂しく感じるかもしれない」と。それを受け入れてくれた夫には感謝しています。

でも、いきなりそういう人と出会えるとは限りません。子どもごと受け入れてくれる人じゃなかったとしても、リハビリを兼ねて恋してみるのもひとつの方法だと思います。

また、子どもも恋も手にしたいのなら、自分の心と身体をしっかりメンテナンスして、気持ちにゆとりを持ちましょう。恋には「強さ」も必要です。そして、どれほど恋していても、子どもたちの元に戻る前には、深呼吸して、「ママスイッチ」を入れることを忘れずに。
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