1人でふらっと行きたい場所へ
住んでいる海外でもですが、国内旅行も日本帰国時に1人でふらっと行くことが多いです。私の場合は、帰国時に好きな脚本家やアーティストのトークショーなどがタイムリーにあれば、
「これは行けってことだな」と思いこむ傾向があり、地方であろうと何が何でも聞きたいと思ってしまい、その開催地が一人旅の行き先となることが多いです。
今まででいちばん感動したのは、大阪であった脚本家・木皿泉さんのトークショーですね。
お話がおもしろすぎてその日は夜もずっと頭が興奮状態にあり、なかなか眠れませんでした。
翌日は当然寝坊。観光時間が減ってしまいましたが、一人旅だったので迷惑をかける心配がなく、この時はよかったと思いました。
自分の都合で旅のアレンジを
一人旅のメリットはやっぱり、自分の一存で効率よく旅をアレンジできることでしょうか。帰国時は普段なかなか会えない友だちに会ったり、祖父母をたずねたり、海外では手に入らないものを買い集めたりと、とにかく時間がないので、ぱっと思いついた旅行は1人でささっと手配して、効率よく動くことがキーになります。そして、それができるのが一人旅のメリットかなと思います。また旅先でも自分の都合で多少無理なスケジュールを組んでもOKだったり、それから小回りもききますよね。20代の頃は、値段重視で夜行バスで行ったりもしていましたね。
旅の友がいないこと
デメリットは私の場合はこれにつきるのですが、寒いとき、眠るべきじゃない場所で眠い時に、その気持ちから逃れられないこと。こういうとき、旅の友がいれば、楽しいし気もまぎれるのに、と、少し悲しい気分になってしまいます。
旅先での感動はその場でハガキに書いたりするので、共有できなくて寂しいという感覚はわりとないかもしれません。ひとりご飯は、書くことが仕事ということもあり、土地の食べ物を食べて、この味どう表現するかなとふと考えていることがあります。