バンコク/バンコク基本情報

バンコクのWi-Fi事情

スマートフォンを持って行けば、電話として使わなくてもネット接続を利用して、旅行中に写真を撮ってフェイスブックにアップ!なんてことも気軽にできますよね。タイでは日本と比較にならないほど無料Wi-Fiがあちことでつながる状況です。今回はバンコクの無料WIFI事情を中心にインターネットの環境についてご紹介します。

執筆者:清水 千佳

日本よりも便利なバンコクインターネット事情

タイの無料Wi-Fi

日本よりも断然ネット環境の良いタイ。館内で無料Wi-Fiが利用できるショッピングセンターも増えている

日本でもスマートフォンが普及して久しいですが、それと同時に日本で使っているスマートフォンで海外でもネット利用する人が増えてきています。電話として使わなくてもネット接続ができれば、旅行中に写真を撮ってフェイスブックにアップ! なんてことも気軽にできますよね。

タイでは日本と比較にならないほど無料Wi-Fiがあちこちでつながる状況です。今回はバンコクの無料Wi-Fi事情を中心にインターネットの環境についてご紹介します。

その前に……、ここで説明するまでもないかもしれませんが、タイを含め、海外で携帯電話電波でのデータやり取りをしないために、「データローミング」のチェックを外して使うか、機内モード・オンにして使用してください。それすれば海外でパケット代が発生せずにWi-Fiが使用できます。

ホテルで

ホテルのWi-Fi

「旅行中に仕事をしたくない」という人も、優雅にプールサイドで無料Wi-Fi使って優雅に仕事ができるならアリ!?

徐々に無料Wi-Fiサービスを提供するホテルが増えています。数年前は無料Wi-Fiが使えるのはロビーなどのパブリックエリアだけ、というホテルが多く、部屋で使用する場合は1時間数百バーツなんてこともよくありました。

今では部屋でも無料というところが多いため「旅行中でもPCさえ持って行けばタイで仕事ができる」といううれしいのか悲しいのか分からない声をよく聞きます。

ホテルによってはアクセスする際は部屋番号を入力するだけでOKというところもあれば、レセプションで暗証番号の書かれたカードをもらい、それを入力して使うということもあるので、チェックインの際に利用方法を確認してください。

ちなみに今ではホテルの予約サイトにもWi-Fiが無料がどうかのインフォメーションが出ているので、予約前にチェックしてください。

カフェ、ショッピングセンター

カフェのWi-Fi

とにかく無料Wi-Fiサービスを提供しているカフェが多い

タイ国内のカフェやショッピングセンターで無料Wi-Fiが使えるところが急増中。特にバンコクのカフェでは無料Wi-Fiというのが主流になってきています。

ほとんどのお店の入り口付近にある「Wi-Fi FREE」というマークが目印。お店の人に「Wi-Fi ID」と「パスワード」を確認して、Wi-Fiネットワークのシステムに入力すれば接続完了です。

このような状況からか、一時タイで流行していたPCの使えるネットカフェは激減。ほとんどの人が自身のスマートフォンかタブレット、PCを持ち込んでカフェなどで使用しています。

ちなみにタイにも多いスターバックスでのWi-Fiですが、残念ながら有料。カウンターで「Wireless Internet Card」を購入して利用します。1時間100バーツ(約320円)。

スワンナプーム国際空港で

空港のWi-Fi

使える場所が限られているが、空港で無料Wi-Fiが繋がるのはやはり便利

スワンナプーム国際空港では決められたエリアのみですが60分無料Wi-Fiインターネットサービスの利用が可能です。空港内のインフォメーションカウンターで「Wi-Fi ID」と「パスワード」を受け取ります。その際はパスポートの提示が必要に。無料Wi-Fiが利用できる場所はこちらから確認できます。他にもビジネスクラス以上の人が使うラウンジでも無料Wi-Fiが利用できます。

 

公共の場所で

2011年12月から国が積極的に推進する公共施設向けの無料Wi-Fiスポット「Free Public Wi-Fi」というサービスが開始され、飛躍的に公共の場所でのWi-Fi環境が良くなりました。現在ではバスターミナル、列車の駅、警察署、公立学校、病院、有名な観光地など2万か所以上設置されています。「Free Public Wi-Fi」のロゴが目印です。

無料Wi-Fi登録

英語とタイ語が併記されているので外国人にも使いやすい

「ICT_FREE_Wi-Fi」というネットワーク名を探し、接続した後、登録画面で必要項目を英語で登録(名前、パスポート番号、住所、電話番号、メールアドレス)。登録が完了するとユーザーIDとパスワードが発行されますので、それらを入力すれば接続完了です。ICTのFree Public Wi-Fi登録ページ(画像参照)から登録内容を事前に確認して、英語で保存をしておけば入力も面倒ではありません。

タイには日本同様、通信会社による有料Wi-Fiもありますが、SIMロックフリーの携帯が必要になる、など制約もあるので、今回は日本からスマートフォンを持って行けばすぐに使える無料Wi-Fi情報をお届けしました。

これでブログやフェイスブックなど、旅先での情報をどんどん友達や家族にアップできますよ!
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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